『バイオハザード V リトリビューション』 (Resident Evil: Retribution)
映画版『バイオハザード』シリーズの最新作・『V リトリビューション』は、前作までの不満を解消しつつ、原点に立ち帰った作品でした! 3D 映像や効果音も迫力満点の劇場で観て欲しい!
オープニングは前作・『IV』のラストから始まり、そこから映像が巻き戻されます。──ん? 『ターミネーター』シリーズのように、「前作までは なかったことに」なるのか!?
なにしろ、前作で「第一感染者」役(いわば「街の女性 A」)だった中島 美嘉さんも出演して、ミラ・ジョヴォヴィッチが演じるアリス・アバーナシーと「東京の近く」で戦っています!
下の記事では中島 美嘉さんの演技に絶賛していたミラ・ジョヴォヴィッチですが、本編では思いっきり顔面にハイ・キックを決めていました。女の戦いは恐ろしい……(そういう話!?)。
- 中島 美嘉
- 「一緒に演技ができて うれしいですぅー!(タマ盗ったらぁ!)」
- ミラ・ジョヴォヴィッチ
- 「いえいえ、こちらこそー!(鉛玉ブチ込んでやんよ!)」
中島美嘉『バイオハザード』撮影の裏側!ミラ・ジョヴォヴィッチとのアクション対決メイキング公開! – シネマトゥデイ
これは どういうことなのか──は、本編をご覧くださいね!
映画版を初めて観る人や前回までを忘れた人も安心です。「忙しい人のための映画版『バイオハザード』」を冒頭で説明してくれます(あいかわらず「撃つとコインが散らばる銃」の説明は ない)。
これまでシリーズを見続けてきた人も、これからの人も、単純に楽しめるアクション映画です!
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Reviewer: あじもす @asiamoth,
バイオハザードV リトリビューション – オフィシャルサイト
映画『バイオハザードV リトリビューション』予告編 – YouTube
やっぱり脱ぐ!
前作は「お色気シーン皆無」で大いに不満だった──と文句を言う人もいるらしいですねー(棒)。今回は──、「お茶の間で流された時、最強に気まずい映像」が登場しますよ! やったーーーッ!
いつも気兼ねなくスポポポポーンと脱ぐミラにしては「一糸だけまとった」衣装だけれど、よけいに「初デートで選んだら絶対 OUT」な映像に仕上がっています。よく R 指定が付かなかったな……。
──いま気が付いたけれど、このシリーズの元ネタとも言える『不思議の国のアリス』に出てくる「トランプ兵」をイメージした格好だったのかも(考えすぎ?)。
まるで総集編
サブ・タイトルの「retribution」とは、「(悪業などの当然の)報い,懲罰; 応報,天罰.
」という意味です。でも、どちらかと言えば「reboot」(再起動)のほうがピッタリだと思う。
前作までに活躍した(り散っていった)人物が何人か出てくる点でも、「映画版『バイオハザード』総集編」といった印象でした。登場人物の詳細は Wikipedia で ご確認くださいね。
バイオハザードV リトリビューション – Wikipedia
ミシェル・ロドリゲスが演じるレイン・オカンポは見覚えがあったけれど、まさか第 1 作目からの再登場だったのか! あれ、『IV』でも活躍してなかったかな? ──と思うくらいに印象深い女優さんです。
ゲームが原作だけに
良い意味での「ゲーム感覚」を楽しめました!
まず、主人公に都合良く武器や装備が用意されている。──アリス専用のボディ・スーツが尋問室に隠してあるなんて、原作がゲームという世界観ならではです。
アリスが着ている黒のボディ・スーツはともかく、「チャイナ・ドレスや胸開きスーツで戦うヒロインってどうなの?」という点も、「元はゲームだから」と思えば気になりません。
また、ステージごとに背景や敵がガラッと変わることや、そもそも「ステージ」という概念もゲーム感覚です。──そう言えば、『SAW』シリーズも「ステージ・クリア型ゲーム」みたいだったなぁ……。
ソウ (SAW) – この一作から映画史の新しい時代が始まる | 亜細亜ノ蛾
バトルも手抜きなし
「処刑マジニ」(斧男)や「チェーンソー男」の攻撃は言うまでもなく、ゾンビの噛みつきだって一撃で感染して終わりです。
そのため、「敵が撃つ弾は当たらない」という おなじみの安心な仕様──と油断していたから、驚かされる場面も多かった! 「誰が最後まで生き残るか」を予想しながら観ると楽しめますよ!
また、「昨日の敵は今日の友」「昨日の友は今日の敵」という少年マンガ的な展開も おもしろかった。前作までは生かし切れていなかった「クローン」の設定が、ようやく花開きましたね!
同じ俳優を使い回せる「クローン」と言い、上の「ゲーム感覚」と言い、低予算な映画で駆使しそうなアイデアです。それを 50 億円以上(6,500 万ドル)の制作費で作るから、贅沢にもホドがある!
同じことを邦画でやったら、悲惨だよなぁ……。
DMM.com: バイオハザード 5 処刑マジニ
最強の敵・最弱の敵
「来いよベネット、銃なんか捨ててかかってこい!」状態のラスト・バトルが良かった! コイン銃なんかよりも見応えがある(しつこい)。
ジル・バレンタイン(シエンナ・ギロリー)はムチムチのボディ・スーツ姿(ごくり……)で格闘術を繰り出します。どう見ても弱点丸出しですが、そんなことよりも「『デッドオアアライブ』みたい」と ずっと思っていました。
そして、見た目は地味ながら、バズーカだって耐えそうなラスボスをどうやって倒すのか? ──この答えが素晴らしい! ゲーム版の『バイオハザード』で、最初に恐ろしい思いをした場面は──と思い出しました。
3D 方式について
前作の『IV』は、「XpanD」方式で観ましたが──、ずっと 3D メガネが気になって仕方がない! 日記で さんざん文句を書きました。
『バイオハザード IV』 – 3D と桃屋 – 亜細亜ノ蛾 – ダイアリー
今回は「MasterImage 3D」で、これは良い! ごく普通の「ダテめがね」をかけている感覚で気楽に観られました。これからも この方式で楽しみたいです!
おわりに
命懸けでベッキー(センテンス・スプリング──もといアリアーナ・エンジニア)を守りつつも、恐怖で手が震える「ママ」の演技も良かった。
母親ではないけれど「妻」役のミラ・ジョヴォヴィッチは、『パーフェクト・ゲッタウェイ』も かわいらしくてオススメですよ!
さて、「Japan が TSUNAMI に襲われる」という不謹慎な映像が あったり、終盤で爆破した「アレ」とベッキーとの違いは一体何だろう──疑問を投げかけたり、いくらでも深く描けそうですが、
深く考えさせない気軽さが、映画版『バイオハザード』の良さです! 最後はやっぱり「まだまだ あと 16 作は続けるよ!」な終わり方も笑いました。来年も観られたら良いな!
追記:
そして4年の歳月が過ぎるのだった……!

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