MobaLiveCD
『ネトラン』と『にゅーあきばどっとこむ』の関連サイト、『教えてくん.net』で、『MobaLiveCD』を紹介していました。
1CD-Linux等のLiveCDをWin上で起動するMobaLiveCD :教えて君.net
タイトル通り、という感じの便利なツールです。
CD から OS を起動できる「LiveCD」は、本来なら、
- LiveCD のイメージ(.iso など)をダウンロード
- CD-R/RW に焼く
- PC を起動
- ──の前に BIOS で CD ドライブの優先順位を上げる(忘れがち)
という感じで、ひと言で言うと「マンドクセー」。
実行方法
それが、『MobaLiveCD』では、
- LiveCD のイメージをダウンロード
- 下記サイトから実行ファイル(.exe)をダウンロード
- 『MobaLiveCD』を起動して、イメージファイルを選ぶ
──と、かなり時間が短縮できます。
Windows の再起動も不要だし、なにより『MobaLiveCD』自体が、「1 つの実行ファイル」という形でダウロードできる、漢(おとこ)仕様なのが潔いです。
『MobaLiveCD – Run your LiveCD on Windows』
手軽に試せるので、変わった OS を確かめるのに良いですよ。世の中、Windows や Mac、Linux だけではないのですね……。
ref.: LiveCD
『Linux100%』 Vol.3
Linux と言えば、以前、『Linux100%』という雑誌を紹介しました。じつは、ここで紹介した Vol.2 を含め、Vol.1 から Vol.3 まで持っています。
『Linux100%』で知る『ubuntu』と PC の「ワクワク感」 : 亜細亜ノ蛾
とくに、Vol.3 の付属 DVD は、DVD 起動から Windows を復旧するためのツールが収録されていて、いざと言う時に便利ですね。──まぁ、なるべく「いざと言うとき」は来て欲しくないですが……。
Puppy Linux を試してみた
さて、『Linux100%』 Vol.3 付属 DVD には、『Puppy Linux』の CD イメージが入っています。
さっそく、『MobaLiveCD』で試しました。
──が、ものすごく重い! なんというか、「Windows95 時代」な感じ。DVD から読み込むから遅いのかと思い、HDD にイメージファイルをコピーしてから実行したのですが、ほとんど早くなりません。
おそらく、何かするたびに、『MobaLiveCD』が CD イメージから情報を読み込むので、遅くなるのかも。
ということで、『MobaLiveCD』は、「仮想 OS ツール」として日常的に使う──というよりも、実験向けですね。これだけ手軽に試せるツールも珍しいので、ありがたく使います。
まとめ
こうやって ほかの OS、主に Linux 系 に触れるたびに──。
──ああ、自分には Windows が向いているな、と思ったり。
なかなか、『Xyzzy』や『foobar2000』、『CraftLaunch』──などの代替ツールが見つからない、というのが OS を変えられない理由ですね。
いやいや、それだったら いくらでも代わりがあるぞ、という声が聞こえてきそうですが……。