『なるたる』 – 作・画: 鬼頭莫宏
『なるたる』は、メルヘンチックな童話です!
──頭に「本当は恐ろしい」が付く童話だけど……。
この作品が「月刊アフタヌーン」で連載していたころに、第 1 話から読んでいました(途中で「アフタヌーン」ごと買わなくなった)。その当時は、「小難しいことを話すキャラがいるな」程度の印象でしたね。
ところが、単行本でまとめて読むと、じつに面白い!
ただし、人に伝えにくい面白さを持っている作品です。よく比較される『新世紀エヴァンゲリオン』(旧ゲリオン)や『最終兵器彼女』とも違う。
いわば、「不愉快な痛快さ」を感じる作品です。
少年マンガにアリガチな、「悪を倒して正義が勝つ!」というストーリィ展開に飽きたら、『なるたる』の世界を見てみてください。おそらく、次回作の『ぼくらの』にも手を伸ばすことになりますよ。
単行本は全部で 12 巻ありますが、長い間、絶版だったそうです。出版社側の都合なのか、内容が問題なのか、どちらかは知りません。幸いにして、現在では普通に購入できます。下のリンクからぜひどうぞ!
今回から 3 回連続で、4 巻ずつに分けて感想を書いていきます。まずは、比較的おだやかな展開である、1-4 巻の感想からですね。
















