御在所岳へ挑む(超軽装備で)
(by asiamoth)
人は学習する生きものである。学習とは、成長することだ。みな、成長してオトナになる。
昔から「オトナになんか成りたくねェ!」と中途半端にヒネくれている自分は、いまだにコドモのままだ。
──ということで、昨日の記事に引き続き、今日も無計画に旅立つのである。
Panasonic LUMIX DMC-G1 を連れて三重県桑名市の街なかを散策する : 亜細亜ノ蛾
今回は、御在所岳へ何の装備も持たずに行って、登山をしてきた。カメラと交換用のレンズだけを持って、ユニクロのトレーナとチノパンを着て、足下だけは簡易的な登山靴をはいた──だけである。登山に必須の飲料は、途中の自販機で買ったペットボトルのお茶だ。
御在所岳 – Wikipedia
えっと、御在所岳のことを知っている人なら、「おまえは何を言っているんだ」状態だと思う。道中で登山家のみなさんに出会ったが、「これから山に登るんです」という自分の発言に対して、やっぱりミルコ・クロコップみたいな表情で対応してくれた。──すこしだけ「カワイそうな人」を見る目だった気もする。
でも、登ったぞ! ── 4 合目まで。
とてもじゃないが、山頂なんて無理だった。「ふもとから約 2 時間で頂上」なんて途中で書いてあったが、「ただし野口健に限る」ということだと思う。あるいは「タケコプターがあれば」とか。
みなさんは、御在所岳に登るなら万全の装備を調えてから来るか、御在所ロープウエイに乗るための料金をケチることのないように、気をつけましょう……。
クタクタになりながら撮影した写真は、下のリンクから見られる。ぜひどうぞ。
2009_06_01_御在所岳は高すぎた – a set on Flickr
Panasonic LUMIX DMC-G1
(by asiamoth)
それはそれとして。
軽装備で山へ挑んだ自分だが、持っていったカメラが G1 で良かった。これ以上の重たいカメラだったら、途中のガケの上で「いっそ、ここから……」と思ったかもしれない。
G1 は軽くて取り扱いやすく、汗だくでも快適にシャッタが切れた。ライブビューファインダを見れば、撮る前から結果が分かるのが良い。迷いなくシャッタを押せる。
──どうやら、マイクロフォーサーズの将来は明るいようだ。
G1 と ほぼ同じサイズ・重量でありながら動画の撮影機能が付いた Panasonic LUMIX GH1 も楽しそうだし、今後も軽やかに写真が撮れるカメラが出てくるだろう。
それまでの間は、じっくりと G1 を使い倒すことをオススメする。
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