『SKET DANCE(スケット・ダンス)』 第 19 巻 「ラブリーバニーガール」
第 19 巻は「初めてのこと」が多かったけれど、いつでも この作品らしさを保っていました。
「ジャンプ」で『進撃の巨人』の名前を出す──というタブーを描くのも、この作者らしい。この件は『バクマン。』の感想でネタにしました。よかったら、あわせてお読みください。
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第 19 巻は「初めてのこと」が多かったけれど、いつでも この作品らしさを保っていました。
「ジャンプ」で『進撃の巨人』の名前を出す──というタブーを描くのも、この作者らしい。この件は『バクマン。』の感想でネタにしました。よかったら、あわせてお読みください。
『スケダン』の第 19 巻は、ものすごく盛りだくさんの内容です! 笑いあり・感動あり・部室でダラダラしゃべる話あり(そればかり?)──、ないのは、早乙女ロマンが大活躍する話くらいでしょうか……。
(このブログでしつこく推している)「修学旅行編」を収録した第 15 巻に迫る勢いが、この巻には込められています。なにしろ、「あの時の続き」がようやく描かれました。長かったな──、これまでも、これからも。その感想は、明日に書きます。
『SKET DANCE(スケット・ダンス)』 第 15 巻 感想・2 : 亜細亜ノ蛾
ところで、『スケダン』という略称だと、まるで女性が中心の団体みたいですが──そのとおりだった。それは生徒会も同じです。表紙を見れば、それも明らかですよね……?
『バクマン。』の作中作では、「お色気要素」でテコ入れする──という展開が(ほぼ)ありません。たとえば、『PCP』が票を稼ぐために、不自然なカメラアングルから安之城舞を描くとか……(ごくり……)。
現実世界の「ジャンプ」でも、「死神」が死の世界へ旅だったところを見ると、もうエロティックな絵では読者を釣れないのでしょう。「ジャンプ」の読者は「肉食系」ではない──ということか(腐肉食系?)。
「ジャンプスクエア」で連載中の『To LOVEる ―とらぶる― ダークネス』が、その手の需要に応えてくれるから、「ジャンプ」本誌では必要がないのかもしれませんね。
「ジャンプ」のマンガには、「おとぼけキャラ」「メガネ男子」「強気な女子」の 3 人組が多すぎる。役割は それぞれの作品で違うけれど、『バクマン。』に『PCP』・『SKET DANCE』・『銀魂』──と盛りだくさんです。
これは今回の『PCP』を読んで(いまごろ)気がつきました。3 人でコンビを組むと、このような役割分担になるのは必然なのでしょうかね?
でも、マンガ(作者)によっては、何人で組ませても、「格好いい男子」「格好いい男子」「格好いい男子」ばかりになりそうな気がするなぁ……。
安之城舞のデザインは、「亜豆 +カヤ」といった感じです。でも、どちらかと言うと、「カヤ成分」が強い。今回のミノルと舞との会話なんて、シュージン・カヤの「夫婦漫才」そのものですよね。
サイコーも、亜豆のイメージで舞を描きたいところだけれど、ついついカヤの表情を参考にしてしまうのでは? おそらく、「かわいらしく描く時は亜豆・怒っている時はカヤ」という描き分けをしていると見た!
たとえば、扉絵で舞を描く時は、絶対に亜豆を意識しているでしょうね、サイコーは。
カヤや舞に怒っている印象が強いのは、彼女たちがツッコミ役(というか世話焼き)だから──という一面もあります。同じような話が、現在絶賛発売中の『SKET DANCE (19)』にも書かれているので、要チェックなう、です【PR】。
新妻エイジの勢いは止まりません! 「元 1 位のマンガ」が急に追い上げてきたり、「期待の若手新人作家」が突然デビューしたり──という展開もなかった。当たり前ですケド。
そのエイジがいる仕事場で、珍しくアシスタントの姿が描かれました。あまりにも久しぶりに彼らの存在を確認したので、てっきり「エイジが 1 人で背景も描いているのでは?」と思ったものです。
『CROW』が始まった当初は、ほとんどエイジひとりで描いていましたよね。「最初と最後は独力で描く」というのも格好良かったのでは?
いや、今はそんなことよりも、どれだけ原稿のクオリティを上げるか──しか考えていないでしょう。このマンガの鬼に、亜城木夢叶は勝てるのか──?
明日・2011 年 7 月 4 日 (月) は、「ジャンプ」のコミックスが発売される日です。よりによって、このブログで感想を書いているマンガが、3 作品も含まれているという──。
2011-07-11T01:40:07+09:00 追記
それぞれの作品について、感想を書きました!
『ハンター』は、家族に見せづらい表紙だな:
『スケダン』は女子力高めです:
『屍鬼』の次の巻は、じつは──:
ここから先は、過去に書いた記事を紹介します。
カラー扉のアイデアを提案するシュージンの姿が、課題を提出する学生みたいで面白かった。あるいは、営業職のサラリーマン──という感じです。
マンガ家という職業は、接する人間が ほとんど編集者しかいません。「読者にウケるマンガを描くこと」は、いつの間にか「編集者が受け入れやすいネームを出すこと」に なっていく。「編集者へのプレゼン」みたいになるのも、当然のことですね。
ただし、亜城木夢叶は、あくまでもアニメ化と順位に こだわっている。担当の編集者を喜ばせるだけの原稿なんて、いつまでも描いていられません。
『走れ! 大発タント』を連載する直前の、亜城木コンビと港浦とのやり取りは すさまじかった……! 担当者をだましてまで、自分たちの描きたい作品を描く。それが、サイコーとシュージンです。
そのクセは今でも変わらなくて、今回も服部を引っ掛けている。本当に油断なりませんね、亜城木の 2 人は──。
蒼樹紅は、どうしているんだろう? 本編にも登場しなくなったし、編集部でも まったく話題に上がっていません。『神様がくれた…』のネームを編集者が読んでも、順位が上がる気配もない──のでしょうね。
平丸一也は、こういう時こそ彼女を元気づけるべきです。負けん気の強い蒼樹のことだから、「今の順位を守っていく」と決めた以上、絶対に弱音は吐かない。でも、誰かに──「頼りがいのある男性」に、すこしは自分の気持ちを聞いて欲しいのでは?
その「誰か」が山久にならないよう、平丸は動くべし!