HUNTER×HUNTER一覧

HUNTER×HUNTER #281『神速』 感想・2 キルアの八つ当たり

HUNTER×HUNTER No.281『神速』 (週刊少年ジャンプ 2008 年 45 号)

その昔、週刊少年ジャンプ誌上で同じ週に『DEATH NOTE』と『HUNTER×HUNTER』が掲載されていた。何というぜいたく! その 2 作品だけ切り取って、定価の 9 割を払ってもいいくらいだ。同じ作者たちの作品を、ジャンプでまた読める日が来るとは……。

『ハンター』の魅力は、「不安定さ」だと思う。絶対にこうなる──と先を読めない。「主人公は絶対的な善である」という少年マンガのお約束もゆらいでいる。今回の内容も、単純に前の続き──と読み流せるような内容ではなかった。

今回は、モントゥトゥユピー戦に乱入してきたキルアと新技(?)を中心に、感想を書いてみる。

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HUNTER×HUNTER #281『神速』 感想・1 ユピーの変化

HUNTER×HUNTER No.281『神速』 (週刊少年ジャンプ 2008 年 45 号)

前回から待つこと半年以上──ようやく連載が再開された。またも「10 週連続掲載」だ。少なくとも 10 回は続くことが保証され、安心した。

「ガッシ!ボカッ!」ゴンたちは死んだ。スイーツ(笑)──みたいな展開にはならないようだ(当たり前)。

やったー携帯小説できたよー(^o^)ノ:アルファルファモザイク

今週のジャンプは表紙が『ハンター』だ。連載のほうも、センターカラーに「これまでのあらすじ」まで付いていて、至れり尽くせりになっている。ただ、かなり複雑な局面なので、事前にコミックを参照しておきたい。

『HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)』 No.26 感想 : 亜細亜ノ蛾

今回の話は、戦闘がメインだ。そのため、3 分もあれば読み終わるだろう。しかし、書きたいことが山ほどある。感想を書いていて、止まらないのだ。長くなったので、週刊連載のマンガ感想にしては珍しく、前後編に分けた。

今回は、モントゥトゥユピーについて掘り下げてみる。

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HUNTER×HUNTER 26 巻 「再会」 感想

『HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)』 No.26 「再会」

来週の月曜日(2008/10/06)から、週刊少年ジャンプで『ハンター』の連載が再開される。その前に、待ちに待った最新コミックが出た。両方とも 7 か月ぶりなのに、思ったより早く感じる──のは冨樫ファンだけ?

長年のファンからすれば、この「10 週連続掲載のあとで休載、コミックの刊行と同時に再開」というシステムの「発明」は、作家にとっても読者にとっても最良の「妥協点」に見える。中途半端な作画で週刊誌に掲載して、コミックの修正作業に追われる──という悪循環よりは良いだろう。

この巻では、ゴンたちが宮殿内に侵入してからの、たった 5 分間が描かれている。しかも、複数に分かれた人物たちの話が同時に進行しているため、起こった「できごと」は少ない。ただし、それは表面上の話だ。登場人物たちの内面では、さまざまなモノが渦巻いている。

戦いの中で自分の生きる道を見つける者。義のために戦いを放棄してヒトを護る者。何のために戦っているのか悩む者。

まだまだ戦いに終わりは見えない。それに、全員が納得できる終わりはあり得ないだろう。それは、このマンガ自体も同じなのか──。

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HUNTER×HUNTER NO.26 (26) (ジャンプコミックス)
冨樫 義博
集英社 2008-10-03

by G-Tools , 2008/10/03

コミックでの修正・加筆は、ほとんどなかった。キルアの「それはどっちの?」(p.12-13)という独白が何に対してなのかが分かりにくかったため、少しセリフが書き加えられたくらいか。

26 巻に収録されている話は、すべて過去に記事にした。ここでまとめて紹介しよう。

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HUNTER×HUNTER #280『直撃』 止められないナックル

HUNTER×HUNTER No.280『直撃』 (週刊少年ジャンプ 2008 年 24 号)

今週の『こち亀』が面白かったです。ジャンプ界の久米田 康治(『さよなら絶望先生』)を目指しているのか、というくらいの直球ネタで、マンガ業界を斬っています。

中川「いい作品だから売れるんだよね!」

麗子「でも売れなくても いい作品がいっぱい! いっぱい! あるわ!」「むしろ売れない方が上質な作品かも」

両津「お前ら 目が完全に泳いでるぞ」

『こちら葛飾区亀有公園前派出所』 分冊本大ブームの巻

うーん、なんとなく、勝者の上から目線。というか、今週・来週と打ち切りのマンガが あるんですが……。

それにしても、「むしろ原稿が白いほうが上品な作品かも」「休載が多いほうが(ry」──というネタじゃなくて良かった。そこまで書いたら、ほとんど名指しですからね……。

ということで(?)、ハンタの感想に入るわけですが──。今週で、再開後の 10 週分が終了です。次の連載再開は、いつでしょうか……。

今回は、モントゥトゥユピーとナックル戦の続きが描かれました。はたして、ユピーのワナにナックルは気が付くのか──。

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HUNTER×HUNTER #279『脱出』 ザリガニ対タコ(ってゆーな!)

HUNTER×HUNTER No.279『脱出』 (週刊少年ジャンプ 2008 年 22・23 号)

今回は、モントゥトゥユピー戦の続きと、シャウアプフとモラウ戦、そして、イカルゴの前に現れたブロヴーダ(ザリガニ)の話でした。

中でも、ブロヴーダとイカルゴ(とフラッタ)が、間抜けな顔をした者同士なのに緊張感のある場面、というギャップが面白かったです。

次号で、ちょうど再開後の 10 話目なので、しばらく休載でしょうね……。しかも、今週は合併号なので、来週は休み。もう、ゴールデンウィーク、空気を読んで 1 週くらい遅く来いよ……(ムチャ)。

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HUNTER×HUNTER #278『破壊』 ゼノ、一期一会

HUNTER×HUNTER No.278『破壊』 (週刊少年ジャンプ 2008 年 21 号)

今週のジャンプは、表紙が『HUNTER×HUNTER』のイラストです。中央に「ここで待つ」のゴン、背景に王とネテロ会長──。うーん、なんだか、悪そうな感じになっています。

自分の中で、ゴンがちょっと「根性ワル」なヤツに なってますからね……。

HUNTER×HUNTER No.274『回答』 ゴンが悪者? : 亜細亜ノ蛾

今回は、怒り爆発のモントゥトゥユピーとナックル・シュート戦の続き、意外な人物同士の初対面、そして──。

ラストで、本当にビックリしました。もう、冨樫作品は、これだから油断して読めないぜ!

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HUNTER×HUNTER #277『侮辱』シュートの「頼み」

HUNTER×HUNTER No.277『侮辱』 (週刊少年ジャンプ 2008 年 20 号)

毎回毎回、「何とかの一つ覚え」で、「すごい!」「先が読めない!」「これは気が付かなかった」と、同じような感想を書いています。いつも、自分の読み込みのヌルさに、あきれながら楽しんでいます。

ということで、今回もページを めくるたびに、意外な展開に驚きました。

今回は、メレオロンとキルアの会話、モントゥトゥユピー対ナックルとシュート戦、モラウとシャウアプフ戦、が描かれました。

いつも以上に、各キャラクタの意外な一面が見られ、興味深い回に なりました。

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HUNTER×HUNTER #276『卵男』 疑うウェルフィン

HUNTER×HUNTER No.276『卵男』 (週刊少年ジャンプ 2008 年 19 号)

タイトルの『卵男』(ミサイルマン)って何だ? ──というのが、まず気になりますね。ここに来て、新キャラ? とか。

今回は、対モントゥトゥユピー戦の続きです。前回から、まさかのナックル参戦(は していたけど)で、どうなるかと思いましたが──。まったく勝機が見いだせない このバトル、まだまだ先が読めません。

そして、いきなりリストラになったメレオロン(嘘)が、向かう先は──。

いつものように、各キャラが各キャラらしく活き活きと動く、というマンガのお手本のような回でした。外見だけ すげ替えた、中身が似たような人(というか死神)たち ばかりが出てくるマンガが、たいへん多いですからね……。

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HUNTER×HUNTER #275『約束』 キルアが聞きたくない言葉

HUNTER×HUNTER No.275『約束』 (週刊少年ジャンプ 2008 年 18 号)

ゴン株の大暴落が進行中ですが──、まさか、前回より [これはひどい] な行動に出るとは──!

今回、下手をすれば「人類滅亡のシナリオ」も あり得る、というところまで行ったのが驚きでした。

さらに、ゴンとキルアの関係も揺らぐのでは、という発言もあり、ハラハラしっぱなしの展開です。

いったい、どこに話の着陸点があるのか、まるで見えない状況に目が離せません。

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HUNTER×HUNTER #274『回答』 ゴンが悪者?

HUNTER×HUNTER No.274『回答』 (週刊少年ジャンプ 2008 年 17 号)

今回は ついに、主人公と敵役が対面する、という緊張感あふれる場面が描かれました。

宮殿に侵入した、賊 2 名。意味不明な言葉で挑発する男。我らが主人公・ネフェルピトーは、全力でコムギを護る──。果たしてピトーの運命や いかに?

──あれ?

いやホントに、ゴンがまるで悪役で、ピトーを応援したくなるような、そんな話でした。

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