映画・音楽・芸能一覧

『28週後…』 悲惨な父母、美しすぎる姉、空気読め■軍

『28週後…』(28 Weeks Later)

「これは面白い!」と(心の中で)叫びながら、映画館から帰ってきました。これ、良いですよー。劇場公開中に、映画館で見ることを強くオススメします。

監督は、地味な演出が好印象な『10 億分の 1 の男』を撮ったファン・カルロス・フレスナディージョ(ファン・カルロス・フレナディージョ?)。本作でも、要所要所の渋い演出が味わい深いです。

『10 億分の 1 の男』 ゲームの勝者が得たものは? : 亜細亜ノ蛾

ジャンル的には「ゾンビ物」になるのでしょうか。最近のゾンビは「走る」し「すぐ仲間が増える」(血ィ流してるヤツは 大体友達)。なにより「知能が残ったヤツがいる」のがタチが悪い! さらに、本作のゾンビは「日光が平気」なので、昼間もオチオチ外を出歩けません。

切ない映画・悲しい物語が好きな自分も満足できるストーリィで、アクションも凄い。そして何より、「いかにも英国」な皮肉に思わずニヤリ。

それより何より、姉役のイモージェン・プーツが美しすぎる! まだ映画デビュー二作目で、あまり名前を聞かないですが、彼女を見に行くだけでも、この映画館に足を運ぶ価値がある──と思う。父親をじっと見つめるシーンなどでカメラ目線になると、直視できないほど神々しい……。弟役のマッキントッシュ・マッグルトンが うらやましかったです。本作を きっかけに、メジャな存在になりそうですね。

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20 年後の「お笑い BIG3(タモリ・たけし・さんま)」は誰?

お笑いについて

週末なのでダラリと、お笑いに ついてでも書こうかな。

昨日書いた『ほぼ日刊イトイ新聞』に明石家 さんま さん登場! : 亜細亜ノ蛾 ですが、「第二回を見るぞ!」と意気込んでいたら、次回は 1/21(月)とのこと。ギャフン!(古)

それはそれとして。

明石家 さんま さんって凄いよね。日本人なら全員知っているし(オレ脳内調べ)、好感度も いまだにトップクラス(オレ脳内調べ)、一年間の しゃべった量は百科事典と同じくらい(約 7000 万文字)という──のは さすがに言いすぎだとしても、凄い。

今後、こんな人は出てくるのか? という話。

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今年の成人式、「奇行報道」は少なくなった(かも)

成人式

成人式 Seijin-shiki
CreativeCommons Attribution-NonCommercial-NoDerivs License, Nathan Duckworth

新成人の方、おめでとうございます!(棒読み) これからは社会人としt(以下省略)

ということで(?)、成人の人には申し訳ないけど、成人の日が嫌いな asiamoth です。もっと正確に言うと、成人式のマスコミ報道が嫌い

成人式での奇行を報道

毎年この時期になると、新成人──の一部が、奇行・珍走、合わせて珍行(笑)を繰り広げる醜態が TV で報道されます。

それが不快で仕方がなかったのですが、今年は そういったニュースを見ませんでした。

──まぁ、自分は、ご飯を食べるときくらいしか TV を見ない(何かを見ながら食べないと落ち着かない)ので、一日のうち合計で 20 分くらいしか TV を見ていないから、かも知れませんが……。

ともかく、例年だと、成人の日のニュース番組といえば、まず成人式での新成人の奇行から始まって、終わる、というイメージしかありません。

今年、自分が見たその手のニュースは、愛知県の成人式会場でアルコールチェッカーの報道くらい。

晴れやかで初々しい成人たちの、門出を祝う大事な日なので、「頭の中が温かかったり少なかったりする人たち」、略して DQN も自重したのでしょう。良かった好かった。

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『イレイザーヘッド』 独創的なデヴィッド・リンチのデビュー作

『イレイザーヘッド』(Eraserhead)

『イレイザーヘッド』は、 デヴィッド・リンチのデビュー作として有名な映画です。

名前だけ知っていましたが、怖そうなので今まで見ていませんでした。で、実際に見てみると──怖かったです(笑)

ジャンルは「ホラー・メロドラマ」と いったところ。なんだそりゃ、と言われそうですが、見れば わかるかと。

とにかく難解、理解されることを拒否している──という評価が多いですが、ストーリィ自体はシンプルに思えます。根は単純なのに「何を考えているか わからない」と よく言われる、自分のような映画ですね(笑……えない)。

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by G-Tools , 2008/01/08

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『21 グラム』 カットバック演出で迫真の演技が台無しに

『21グラム』(21 Grams)

──いやはや。久しぶりに「やっちゃった」な映画でした。

豪華なキャストで、それぞれが最高の演技を魅せてくれるのですが、脚本と演出が残念な感じ。いや、正確には、演出のせいで脚本の善し悪しが わからなかった、という感じです。

というのは、作中に(広義の)カットバックが何度も起こるのですが、これが、まったく映画の雰囲気を台無しにしているのです。この演出のせいで、「ミステリィなのか?」と途中まで勘違いしていましたが、それもマイナス要因ですね。

タイトルの「21 グラム」の意味も、何となくわかったような わからなかったような……。

ただひたすらに、俳優・女優の演技を楽しむための映画、と割り切ってみるなら、お釣りが来るくらい素晴らしい演技が見られます。とくに、三人の女優の、演技を越えた狂気と来たら……。

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21グラム
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by G-Tools , 2008/01/08

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『AVP2 エイリアンズVS.プレデター』 ラストは無かったことに

『AVP2 エイリアンズVS.プレデター』(Aliens vs. Predator: Requiem)

前作は、「強そな奴は だいたい友達」思考なプレデターと人間の、種族(と性別?)を超えた友情を描く、感動作でしたね(嘘八百)。

「子供が遊びで話す『スタローンとジャン・クロード・バンダムはどっちが強い?』」(『ストーンオーシャン 7 巻』 p.129)みたいな話を、大の大人が大真面目に作った「愛すべきバカ映画」でした。

それでは本作も、心温まるハートウォーミィな(超スーパー、みたいな)映画に仕上がっているのかと思いきや──。

冒頭で、いきなり親子がエイリアンに襲われているのを見て、「ああ、監督は本気だな」(何がだ)と感じました。いくら非情なエイリアンが相手とはいえ、子供は うまいこと逃がすだろう、というか、「最期」のシーンはカメラに映さないだろう、と思っていたのに……。チェストバスターが「こんにちは」するシーンって、いつも笑えるんだけど、さすがに子供の場合は引きましたね。

また、本作に登場するプレデター、「ザ・クリーナー」は かなり今までと性格が異なり、こいつも本気。「目に付く奴は だいたい敵」と ばかりに、エイリアンも人間も差別なく狩りまくり。人間を餌にしてエイリアンを おびき出す場面もあって、容赦ないです。

──そう、なんとなく前作のお祭り騒ぎで忘れていましたが、両シリーズとも「SF の皮をかぶったスリラー(ホラー)」だったんですよね。本作では、その「宇宙には恐い奴がいる」感覚が味わえました。どっちも、恐いぞー。

両シリーズのファンが思わずニヤリとするシーン、例えば「最後の戦いの前にマスクを取るプレデター」などが多く出てきて、かなり満足できる作品──

──という感想を すべて叩き壊す、驚愕のラスト 10 分がなければ、良かったのになー……。良くも悪くも「アメリカの大作映画」でした。

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2007 年に見た映画を まとめてオススメ

2007 年に見た映画

AVP2 エイリアンズ VS. プレデター 2』見てきました! 面白かったですよー。──ただし、ラスト 10 分を除けば。それは また書くとして──。

2007 年末のまとめ記事、第二弾! ということで、今回は、自分が今年に見た映画をまとめてみます。

一時期(過去記事を見ると今年の 7 月から)、映画を たくさん見ようと(何故か)思い立ち、積極的に劇場やレンタルビデオ店へ通い始めました。インプットは大事だけど、ネットばかりなのは、問題ありかな、と(結局インドアだが)。

最低でも週に 2 本は映画を見るようになって、ブログのネタには困らなくなりましたが、見る時間を作るのが、少し大変でしたね。

あと──ぶっちゃけた話、旬の映画以外は、映画ネタってアクセス数が少ないんですよ。あと書評ネタも。これからブログを始める人で、「よし、自分が好きな映画や本を紹介しまくるぞー!(あとアフィr)」という人は、ちょっと腰をすえて挑む覚悟は必要ですよ。

理由は考えるまでもなく、見たことがない映画をネタバレの危険を冒してまで読まないだろうし、見たことがある映画の感想を、わざわざ こんな弱小サイトに……ね。

ということで、(DVD の)映画ネタを書けば書くほどアクセスは減るし、面白い映画は見たいし──というジレンマと戦いながら、来年も映画を楽しみます。

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『情婦』 けっして古びないオチとマレーネ・ディートリッヒ

『情婦』(Witness for the Prosecution)

これは凄い! ラストで かなり驚きました。1957 年の映画ですが、ミステリィ要素は まったく古びていませんね。ミステリィ・ファン、必見の作品です。

原作はアガサ・クリスティの『検察側の証人』で、ビリー・ワイルダー監督らしい、じつにユーモアに あふれた映画に仕上がっています。

まず、病み上がりの老弁護士、ウィルフリッド卿(チャールズ・ロートン)が、ものすごくチャーミングなんです。ご高齢ですが、まるで悪ガキのようで、駄々をこねる姿が可愛らしい。彼を たしなめる付き添い看護婦、ミス・プリムソル(エルザ・ランチェスター)との やり取りが、最高に面白い! この二人の漫才だけで、一本 作品が作れるのでは(残念ながら、彼らの演技は「空の上」でしか見られませんが)。

(ところで、いまの ご時世に「看護婦」という表記は問題ありですが、彼女には「ナース」よりも「付き添い看護婦」とか「看護婦さん」という表記がピッタリなんだよなー。不快に思われた方は、すみません)

殺人の容疑者、レナード・ヴォール(タイロン・パワー)と その妻、クリスチーネ(マレーネ・ディートリッヒ)も じつに魅力的。美男美女というだけではなく、演技も素晴らしい! とくに、レナードは法廷で検察側に追い詰められるシーン、クリスチーネは冷たい表情で証言台に立つシーンが見ものです。

──と、すでに書きすぎた感がありますが、この映画もなるべく前知識なく、とくにラストは絶対に知らない状態で見ましょう! 見終わった人も、「この映画の結末を未見の人に話さないでください」ね。

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情婦 [スタジオ・クラシック・シリーズ]
タイロン・パワー マレーネ・ディートリッヒ チャールズ・ロートン
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン 2006-12-16
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十二人の怒れる男 評決 お熱いのがお好き〈特別編〉 [スタジオ・クラシック・シリーズ] アパートの鍵貸します [スタジオ・クラシック・シリーズ] ユージュアル・サスペクツ

by G-Tools , 2007/12/26

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『マルホランド・ドライブ』 不可思議な世界と二人のヒロイン

『マルホランド・ドライブ』(Mulholland Dr.)

変なタイトル──と言うと、実在の地名なので失礼ですが、内容はもっと変でした(笑)

あのデヴィッド・リンチ監督作品だけあって、謎な演出の連続で、何度も「──あれ?」と思うシーンが出てきます。「最後に謎は全て解き明かされる」というような、ミステリィ的なオチを期待してみると、痛い目に遭いますよ。

ツイン・ピークス』(とくに映画版のほう)や『ロスト・ハイウェイ』同様、「わからない系」の作品ですね。『ツイン・ピークス』ファンにはお馴染みの「あの人」も出ますが、彼のシーンで ますます謎が深まります。

──しかし、ビックリすることに、この映画にきっちりとした解釈を付けている人が何人もいます。それは後述しますが、まずは、このとても不思議な作品を味わってください。

とくに不思議なことは起きていないのに、なんだか不安になってくる。──いや、「何か」が起こっているんだろうけど、画面には現れない。得体の知れない恐怖が、じわっと画面から漂ってくる──。そんな雰囲気が最高で、好きな人にはたまりません。

そうそう、それに、ヒロインの二人、ナオミ・ワッツローラ・ハリングが とてつもなく美しいだけではなく、■■■なシーンもあったりして、ソレだけでも二時間半の元は取れますよ(最低な勧め方だ)。

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マルホランド・ドライブ
ナオミ・ワッツ ローラ・エレナ・ハリング ジャスティン・セロウ
ポニーキャニオン 2002-08-21
楽天ブックス: マルホランド・ドライブ

ロスト・ハイウェイ ツイン・ピークス ゴールド・ボックス【10枚組】【初回限定生産】 ワイルド・アット・ハート スペシャル・エディション ツイン・ピークス ローラ・パーマー最期の7日間 ツイン・ピークス ファーストシーズン

by G-Tools , 2007/12/21

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『アイ・アム・レジェンド』 愛犬・サムに助演女優賞を

『アイ・アム・レジェンド』(I Am Legend)

これは必見! 本作こそ「これを見ずに 2007 年は終われない!」という映画です。ぜひとも、劇場公開中にご覧ください。

(とか言いながら、 2007 年の劇場映画の締めは『AVP2 エイリアンズ VS. プレデター』と決めていますが)

この映画は、なるべく前知識なしで観るのがお勧めです。

「人類滅亡後のニューヨークで、愛犬と共にウィル・スミスが ひとりでサバイバルしている」

ということだけ知っていれば、充分。

──まぁ、それだけの映画じゃないけど、それだけで面白そうじゃない? 「人っ子一人いない大都会」を完全に映像化していて、ゾクッと来ました。ニューヨークのど真ん中で、鹿狩りしていたり。

こういうときに自分が よく例に出す映画、『ファイト・クラブ』のように、「○○モノ」というジャンルを知らずに観たほうが、絶対に楽しめるし、驚きますよ。

ニュース情報

本作の絶好調ぶりは、下記のニュースをどうぞ。

title="CINEMA NEWS | MTVJAPAN.com : NEWS">

14日に日米同時公開されたウィル・スミスの主演最新作『アイ・アム・レジェンド』は、7650万ドルのオープニング成績を記録。最新全米映画興行収入で首位デビューを果たし(……)、12月公開作品としては史上最高の数字を記録した

CINEMA NEWS | MTVJAPAN.com : NEWS

ウィル・スミスへのインタビューはこちら。

Yahoo!映画 – インタビュー <『アイ・アム・レジェンド』ウィル・スミス 単独インタビュー>

そのほかのニュース情報は、こちらからどうぞ。

Google News 検索: アイ アム レジェンド

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by G-Tools , 2008/04/19

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