「マンガのレビュー」とは「あらすじを書くこと」なのか?

レビューサイトとは

Revue 400 SE (by alf sigaro) (by alf sigaro)

このブログは以前、「Movable Type の使いこなし方を紹介するブログ」がメインだった(知ってた?)。

それがいつの間にか、一週間の半分を費やして『バクマン。』の感想を書いている。思えば遠くへ来たもんだ……(望遠)。

もうほとんど「感想を書くこと」が日常の一部になっているが、ふと立ち止まって「これでいいのか?」と悩むこともある。

そんな中、迷いが晴れるような記事を読んだ(タイトルとブログの名前とを続けて読むと、ドキッとするよね)。

レビューサイトは漫画の感想を書くサイトではない – じゃあ、死んで@d.hatena

以下に抜粋して引用しよう。

そんな思い出話はさておき、レビューサイトって漫画の感想を書くサイトってイメージありません?

しかし本当のメインは漫画のダイジェストなんです。

(……)

「読んでどう思ったか」という感想は意外と薄くしか書かない……いやはっきり言ってほとんど無感想です。

レビューサイトは漫画の感想を書くサイトではない – じゃあ、死んで@d.hatena

そう、一般的なマンガのレビューとは、「こんな話だった」というモノばかりだ。「忙しい人のための」が頭につきそうな感じ。

以前から自分がモヤモヤと感じていたレビューサイトの実態を、明解に書いてある。分かりやすい。

さらに文章は痛快に続く──。

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dxomark.com – デジタルカメラの RAW データを比較するサイト

dxomark.com

Bowed - DxO (by ecstaticist) (by ecstaticist)

(にわか)デジタルカメラマニアの自分には、下の海外サイトが面白い。ビールを片手に いつまでもニタニタ笑いを浮かべながら眺められる。

Welcome to dxomark.com (beta), a free resource dedicated to RAW-based camera image quality

DxO Labs というソフトウェア会社は日本にもあり、上記サイトの説明も日本語で書いてあった。非常に助かる。

2008 年 11 月 17 日 ? DxO Labs 社は、さまざまなデジタルカメラ機種の RAW 画像をベースにした、客観的なセンサ性能に関するデータを提供する新サイト www.dxomark.com を発表いたしました。 無料のオンラインリソースとして公開される「dxomark.com」では、いかなる RAW 現像処理が行われる前の、各カメラ機種自体のクオリティを評価することを可能にする世界初のウェブサイトです。

DxO Labs 社、RAW 画像をベースにした、デジタルカメラ機種の性能に関するデータを提供する新サイト「dxomark.com」を発表

カメラの性能テストというと、普通は撮影した写真を評価する。当然だろう。

dxomark.com では、「写真」になる前の「データ」を評価するというのだ。その発想はなかった(あっても、誰もやりたがらない)。

Nikon D90 が優秀

さて、各メーカのカメラの性能は、DxOMark Sensor から見られる。これを見ると、Nikon D90 のバランスが非常に良い

性能テストの総合順位は、D90 が「13 位」となっている。とくに高い順位ではない。当たり前だが、上位はフルサイズ機が並んでいる。

しかし、この表の価格帯を「All Price」から「<3000」(3,000 ドル未満)に変えてみよう。D90 は 2 位となる。

3,000 ドル未満の部門では、Nikon D700 が 1 位となるのだが、D90 との価格差は 2 倍以上だ。コストパフォーマンスは圧倒的に D90 が上である。

それ以前に、映像素子を「All Sensor Format」から「APS-C」へ変えれば、たちまち D90 が 1 位になるのだ。点数がほかのカメラよりも飛び抜けている。

自分は以前に D90 で写真を撮った。撮れた写真の透明感に驚いたものだ。──今回のテストを見て、また D90 で写真が撮りたくなってきた。

Nikon D90 – 動画の撮影もできるデジタル一眼レフカメラの新境地 : 亜細亜ノ蛾

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バクマン。 #38-4 「窓と雪」 一途な愛情と異常な反応

『バクマン。』 38 ページ 「窓と雪」 (週刊少年ジャンプ 2009 年 26 号)

Discarded Umbrella (by sleepytako) (by sleepytako)

今週号の見どころは、やはり、ラストシーンである。

ハッキリ言って、ベッタベタだ。「ご都合主義」とか「お約束」「お涙ちょうだい」といった言葉が頭に浮かぶ。

──でも、オレはそんな話が大好きだ!!!!

作中の季節は寒いのに、温かい気持ちになれて良かった。

ひととおり感動させたあと、最後の最後で笑いも取っている。カンペキだ。

それより何より、ものすごく珍しい表情の蒼樹紅が見られた。それだけで、幸せである。

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バクマン。 #38-3 「窓と雪」 意地を張る男と迷う女

『バクマン。』 38 ページ 「窓と雪」 (週刊少年ジャンプ 2009 年 26 号)

American Football At Åsane Seahawks And Bergen Storms Training Field (by Magnera) (by Magnera)

いちど言ってしまったことで、引っ込みがつかなくなる。──よくあることだ。

レギュラメンバは全員が足の速い選手──というムチャな設定にしてしまったせいで、「どう見てもチート」な女性選手を登場させたり……。

『アイシールド 21』小泉 花梨のトンデモ描写に失望 : 亜細亜ノ蛾

一方、『黒子のバスケ』では「全員、20 点がノルマ──ただし黒子は特別に除外」とアッサリ描いた。

──そりゃそうだ。選手にはそれぞれ役割分担がある。ピッチャにホームランを要求するカントクはいないのだ。

(ところで、この作品を「ホクロのバスケ」という不思議なタイトルと思っている人は、いないだろうな……)

役割を無視したおかげで、もうだれも小泉なんて覚えていないよ……。いいキャラクタなのに、「なかったこと」になってしまった。

勢いで言いだしたことでも、柔軟に対応するべし、という教訓と思っておこう。

(などと言いながら──。そもそも「小早川瀬那は、足は速いけど腕力は平均以下」という設定もウヤムヤだ。セナが阿含の頭を片腕で押さえつけて倒したときには、すでに「もうダメだ」と思っていた。今週号では、セナが進の技まで使うし……)

今週号の中井も、自分が言い出したことのために、大変な思いをした。

それでも──男に生まれたら、決めたことを貫き通す必要がある。それが、男の生きる道だ。

「え、この男女同権の時代に、なに言ってんの?」という人は、もう一度『バクマン。』を一話目から読み返そう。どう見ても、戦後・昭和の「男性中心社会」の香りがする作品なのだ。男のロマンがテーマである。

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バクマン。 #38-2 「窓と雪」 福田の心配とエイジの一言

『バクマン。』 38 ページ 「窓と雪」 (週刊少年ジャンプ 2009 年 26 号)

La Moustache (by nfotxn) (by nfotxn)

アシスタントの加藤は、この作品では貴重な「普通の女性」である。

亜豆のいない間に、あれよあれよと『バクマン。』界のヒロインへと上り詰める──と思われた加藤だが、そんな気配は ないようである。ほとんど「連載にはアシスタントが必要」という説明のためだけに登場したのようだ。

加藤は意外と、奥が深そうな女性に見えるのだが……。

ふと思った。「加藤のコスプレ」をするコスプレイヤは存在するだろうか。──本人が意図しないまま、イベントの行き・帰りで そうなっている人は多そうだが(禁句?)。

そうやって加藤を見ていると、なんとなく『げんしけん』の大野さんを思い出す。二人は あまり似ていないのだが、根っこの部分から同じニオイがする。

加藤も「何とかが嫌いな女子なんていません!」と思っているのかもしれない……(何とかとは?)。

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バクマン。 #38-1 「窓と雪」 冷たすぎる蒼樹と努力する中井

『バクマン。』 38 ページ 「窓と雪」 (週刊少年ジャンプ 2009 年 26 号)

Flower of Life (by WTL photos) (by WTL photos)

少年マンガでは次回への「引き」がお約束となっている。先週号の『バクマン。』では、非常に気になる終わり方をしていた。どうなったのだろうか?

テレビ番組がコマーシャルへ移る際の引きは うっとうしいだけだが、連載マンガの引きは燃える。続きが気になって仕方がない。中学生の時に週刊少年ジャンプを読み始めてから、ずっとこうだ。

「少年の心をいつまでも忘れない」と書くと美しいが、実際には(省略)な今年 35、である。

いま、ジャンプのマンガで引きが一番ウマいのは、『トリコ』だと思う。上手というか、独特だ。

次回への引きは、当然ながら「先が読めない」ような描き方をする。当然だ。しかし、だいたいは予想のできる材料が残されている。たとえば、「主人公が大ピンチに落ち入った・これからどうなる?」──という引きには、リスクのある必殺技や生き残っている仲間の存在を臭わせる、という具合だ。

それに対して『トリコ』では、それまでに出てこなかった単語をポンッといきなり出して、次回へ つなげたりする。先週号の「オートファジー」がそうだ。たしか「GT ロボ」という単語も話の終わりで急に出てきた覚えがある。

この引きには、分かりにくくなる危険性が高い。

自分は、先週号の終わり方を見て「これまでに自食作用なんて出てきたっけ?」と必死に思い出そうとした。それより何より、トリコが口に入れるべき「最高に 美味いもん」とは、リンの■■と思った人も多いのでは?

『バクマン。』では、そこまで分かりにくい引きは少ない。それよりも、各話の最初から最後まで、目まぐるしく状況が変化することが特徴である。1 ページ目を読んで、ラストの場面を予想することが不可能に近い。

今週号の話を読み終わると、蒼樹紅への印象も大きく変わるだろう。

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コスプレのイベント・ココフリのお供に Canon EOS 50D・EF35mm f/2

ココフリ @ 刈谷あいおいホール

2009_05_17_173825_Canon_Canon IXY DIGITAL 510 IS (by asiamoth) (by asiamoth)

「ココフリ」というコスプレのイベントが、刈谷あいおいホール(刈谷市産業振興センター・一階)で開催された。

『百歩』先行くコスプレイベント「皆で創ろう!ココフリ」&「ポイステゼロ作戦」&「ver2.5」

昨日の記事で書いたように、手元には(借りた)Canon EOS 50D とレンズ群がある。

Canon EOS 50D と EF35mm f/2 レンズを片手に三重県の菰野町へ : 亜細亜ノ蛾

何という偶然! うるわしきコスプレイヤたちを撮りに行くために、まるで用意されたような状況ではないか! 刈谷へ行くしかない(言うまでもないが、ココフリのために日付を合わせてカメラを借りたのである)。

──で、撮ってきて、疲れた……。

写真をアップロードするまで、気長にお待ちいただきたい。いずれ、下のリンクから写真が見られるはずである(ココフリ用のリンクができたら追記する予定)。

Canon EOS 50D

さて、ここからは(人によっては興味がビタイチなくなる)カメラの話を書こう。

Canon EOS 50D は最高だ!

合計して半日くらいしか手にしていない自分にも、「第三の目」のごとく快適に動いてくれる(邪気眼とか飛影のネタは省略)。右目(利き目)の延長というよりは、本当に「もう一つの高機能な目」ができた感じ(伝わってるかなぁ……?)。

自分がデジタル一眼カメラを使った短い経験の中でも、50D はバツグンに使いやすい! 「ここがもっと こうだったらなぁ」という不満が、ほとんどないのだ。

ここから先は、50D とレンズとの特徴を細かく見てみよう。

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Canon EOS 50D と EF35mm f/2 レンズを片手に三重県の菰野町へ

Canon EOS 50D

2009_05_23_112012_Canon_Canon EOS 50D (by asiamoth) (by asiamoth)

今日はものすごく疲れたので一回休み柴田亜美大先生の『ドッキンばぐばぐアニマル』ネタだが、何人に伝わるだろうか)。

──と言いたいところだが、最後の気力を振り絞って、すこしだけ記事を書いてみる。

Canon EOS 50D をレンタルボンバーで借りた(またかよ!)。

レンタルボンバーでカメラを借りた経緯と注意点/ CreCo で写真加工 : 亜細亜ノ蛾

今回は Canon デジタル一眼レフカメラ EOS 50D 17-85レンズキットを借りたが、本当は 18-200mm のレンズキットを借りたかった。そちらは予約済みだったのだ。

キヤノンのデジタル一眼レフカメラは初めて使う。慣れない手つきで扱っても、すぐに手になじむ。ボタンの位置が分かりやすい。さすがである。

同時に、Canon EFレンズ 35mm F2Canon EF Lレンズ 24-105mm F4L IS USM も借りた。単焦点レンズは軽量で扱いやすく、明るい。ボケ味も最高である。このカメラと 35mm レンズの組み合わせは、ポートレイトにも向きそうだ。

今日は三重県の菰野町へ撮影しに行ってきた。その成果が下のリンクから一覧できる。鳴らない電話とか、血のつながらない妹とか、買ってもいないロト 6 の当たりくじとか、そういったモノを待つ間にでもご覧いただきたい。

Flickr: asiamoth’s stuff tagged with canoneos50d

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バクマン。 #37-4 「取締役とトリ」 鳥嶋の決めゼリフと茨木の発表

『バクマン。』 37 ページ 「取締役とトリ」 (週刊少年ジャンプ 2009 年 25 号)

half empty half full (by Meax) (by Meax)

鳥嶋が語る可能性の話を聞いて、「コップの水が半分」問題を思い出した。ちょうど鳥嶋がグラスを手にしているところから、すこしは意識しているのかもしれない。

コップに入った半分の水も鳥嶋の言葉も、「ポジティブシンキング」の一言で片付けるのは もったいない。

「言葉や概念を知っていること」と「その言葉の本当の意味を考えること」とを同じように考える人が多すぎる。──自分もその一人だ。気をつけよう。

夢もチボーもないハケン社員の今年 35 歳オス、である自分にも可能性は無限にある と考える──ことができたらなぁ………………。

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バクマン。 #37-3 「取締役とトリ」 迫真感のある真城と吐く平丸

『バクマン。』 37 ページ 「取締役とトリ」 (週刊少年ジャンプ 2009 年 25 号)

Free Valentines vintage style bingo card (by Tonya Doughty) (by Tonya Doughty)

今週号の『バクマン。』から、「芸コマ」(芸が細かい・コマ)を紹介しよう。

高木の名前を相田は知らなかった、という場面である。

もちろん、亜城木夢叶は知っているが、真城と高木・どちらがどちらかは、相田は知らない(覚えていない)のだ。

登場人物たちの「知っていること」と「知らないこと」とが、キッチリと描いてある。さすが、『DEATH NOTE』の原作者だ。

まぁ、自分などは人の名前を「知っていてもすぐ忘れる」のだが……。

ある女性とお付き合いしているころ(遠い昔だ)、別の女の子とも親しくしていて、ときどき名前を呼び間違えて、あせった。女性はそのあたりがビンカンなので、絶っっっ対に ごまかせない。人によっては、「ティファニーのナントカ」や「グッチのカントカ」などで(一時的に)忘れてもらえるだろう。

ただ──たった一回の間違いだろうが、天が落ちて地がさけても、未来永劫、女性という生きものは決して忘れないのである……。

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