『魔法少女まどか☆マギカ』 (PUELLA MAGI MADOKA MAGICA)
アニメ史に残すべき第 3 話がやってきました! 第 1 話から見続けていたら、1 時間くらいで「あの場面」がやって来る──。何という展開の早さでしょうか。
ただし、『まど☆マギ』は「魔法少女ものにしては過激な場面がある」というだけのアニメではありません。この作品で真に評価すべきな点は、マミさんのおっp繊細な心理描写です(台なし)。
第 3 話で まどかと父親の知久と話す場面は、とくに素晴らしかった。自分の妻のことを尊敬できるし自慢できる
と子どもに語れる夫は、世間に何人いるでしょうか? この夫婦と一緒に暮らしているから、まどかは優しい良い子に育ったのです。
ていねいに心情を描く場面があるからこそ、『まど☆マギ』は名作になれました。これ見よがしに残酷な物語を押しつけるだけのアニメだったら、すぐに飽きられたでしょう。