『四季 冬』
『四季』四部作の完結編。しかし、いったい、何が終わったんだろう?
『冬』はいつの話なのか、はっきりした描写がありませんが、「S&M シリーズ」や「V シリーズ」よりも後の話であることは間違いなさそうです。そして、四季の「これから」について暗示している場面が多いのです。
彼女は、どこへ向かうのか?
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『四季』四部作の完結編。しかし、いったい、何が終わったんだろう?
『冬』はいつの話なのか、はっきりした描写がありませんが、「S&M シリーズ」や「V シリーズ」よりも後の話であることは間違いなさそうです。そして、四季の「これから」について暗示している場面が多いのです。
彼女は、どこへ向かうのか?
真賀田四季の少女期を描いた『春』『夏』。その後に訪れた季節『秋』では、なんと、「S&M シリーズ」や「V シリーズ」よりも後の時代が語られていました。両シリーズのファンが知りたがっていた、「あの後」……。
そして、二つのシリーズ作品のキャラ同士が、意外な競演を見せているのが楽しい作品です。
真賀田四季、13 歳の物語です。新たな出会いと別れ、誕生と喪失が描かれています。V シリーズから意外な人物が出てくるので、お楽しみに。そして、あの事件も……。
真賀田 四季(まがた しき)の 5 歳から 13 歳までを描いた作品。
こう書くと、周りの大人がどうやって四季を育てたか、という話と思うかもしれません。しかし実際は、四季がいかに幼い頃から(生まれた瞬間から)特別だったかを思い知らされる一作でした。
放射能に汚染されたクモに噛まれるとか、ネズミと一緒に脳手術を受けたのではなく、四季は文字通り生まれたときから天才だったのです。
四季の間近にいる「僕」の一人称で語られるのですが、それは誰か。森作品を未読の人も、「S&M シリーズ」「V シリーズ」を読破した人も、だまされること請け合い。
仕事中に厭なことがあり、帰って速攻でビールを飲み、いつの間にか寝て起きたら、もう 23 時──こんなことがあると、「働くってなんだろう」とか「人生の目的とは」などと、つい考えてしまいますね。しかし──。
そんなことより、ブロガにとってはネタ探しの時間がない、という方が重大だったり(重傷)。「一回休み」券を発行しようかと思ったのですが、こんなときのために、「下書き」のまま温存しておいたネタを引っ張り出しました。
「本を読む」ことについて、思い出と共に考えてみました。
思えば、中学生くらいに少年探偵団シリーズを読んでいた頃は、本を読むことが好きでした。図書館に通い詰め。『指輪物語』を読んだのも中学くらいかな……。『エルリック・サーガ』の方が好きだったけど(比べて論じていいのか?)。
しかし、度重なる「読書感想文」の恐怖──強制的に読みたくない本を読んで読みたくもない感想文を書く──の末に、いつの間にか、本を読むことが厭になってきました。ちょうど、スーパーファミコンも出てきたし(そっちの方が大きな理由かも)。
学校教育というものは、例えば「子供はピーマンが嫌い」「本を読むのが好きな子供はごく一部だけ」というような、「子供はこんなものだ」というのを前提に成り立っているのではないでしょうか?
先に書いたとおり、自分は子供の頃、読書好きだったし、好物は「ピーマンの肉詰め」でした。たしか、『あさりちゃん』のお姉ちゃんの好物、というのを読んで、オカンに作ってもらってような。もちろん、いまでも大好きです(『あさりちゃん』ではなくピーマンの肉詰めが)。
そんなわけで、自分は「ピーマン(の肉詰め)が好き」で「本を読むのが好き」、そして「男だけど『あさりちゃん』を読んでいた」という──ようするに子供の頃からマイナ指向でした。しかし、学校という箱庭の中ではマイノリティは息苦しい。次第にマジョリティの中に埋没していくのでした。「読書なんかしてられるか! 好きな食べ物はハンバーガ!」と──。
──という話はまたいつかするとして……。
最近、読書について考えるときに、いつも思い出すことがあります。それは、
「本が面白いのではない。面白い本が世の中にはある」
という言葉です。この言葉の真意は、敢えてここでは書きません。本を読むのが嫌いなひとに、一度じっくりと上記の言葉について考えて欲しいですね。読書好きには、何となく伝わるかと。
(ヒント: 「本」を「ゲーム」など自分の好きな物に置き換えれば、すぐ判るはず)
「一度寝たくらいで恋人面しないで!」
──それなんてアバズ●?
そう思っていた時期が僕にもありました。もちろん、面と向かって女性に言われたことは、(幸か不幸か)まだありませんが、一昔前(バブルのこと)は、よくこんなセリフをマンガやドラマで聞いた気がします。
若き純情な asiamoth 少年(成年)は、「そんな関係」になった男女は恋人同士としか思えませんでしたが、その後いろいろな経験と知識を重ねることによって、「一夜を共に過ごしたくらいでは恋人とはいえない、かもしれない」と思えるようになりました。
そんな自分でも、
メイクラブの愛称のグッド or バッドは、一人の男性と最低でも 3 度してみないとわからないものです。3 回目まではトライアルと考えた方がよいでしょう。
『トリオリズム』 p.127 「メイクラブのセンスを見極めること」
──ここまで進んだ考えの女性とは、(幸か不幸か)まだ縁がありません。
ということで(?)、今回は、普段あまり読む機会のない本を読んでみようキャンペーン第一弾として、叶 恭子さんの『トリオリズム』を紹介します。
意外と、というと失礼ですが、知的な文章を書く人です。TV での言動は TV 用の演出なんでしょうね(あるいは文章は幽霊さんが書いているとか)。
誰かより秀でた"異端"でありたいのであれば、孤独でいる覚悟が必要なのです。孤独は悪いことじゃない。わたくしの知る限り、成功者はみんな孤独です。
『トリオリズム』 p.192 「オス度」
全編を通して、ラブとメイクラブについて書かれています。How to ものとして読めなくもないのですが、この本を How to として使うには「荒木 飛呂彦から"マンガの描き方"を伝授される」とか「宇多田 ヒカルから"歌のうたい方"を教わる」とか、「森 博嗣から"小説の書き方"を習う」というようなもので──つまり、それなり(以上)の恋愛を経験した女性ではないと活かせないでしょう。男性が読むにしても、かなりの想像力が要求されます。
この本からは、超一流の人間と(密に)接してきた人の目線を知ることができました。まぁ、オトコはお金持ちでも一流でも、根本は変わらないなあ、という感じ。
ただ、服装がシンプルなのは成功者に共通しているみたいです。まずは形から入る、ということでマネしてみるのもいいかも。
超一流のお金持ちに共通していると感じるのは、国籍に関係なく、服装が一見ものすごくシンプルなこと。(……)内面からにじみ出て来るままに、"別格"という自信が服装をよりいっそうシンプルにしていくのでしょう。
『トリオリズム』 p.39 「茶封筒」
ところで「茶封筒」とは? それは本を読んでのお楽しみに……。
『美味しんぼ塾』を古本屋で見かけて買いました。2001 年発行、と 6 年も前の本になりますが、当時はなぜか買い逃したので忘れていたんだよな……。と思ったら自分が買ったのは 2005 年発行の第 9 刷。人気があるようです。
さらに、Amazon.co.jp で調べたらいつの間にか『2』も出ていました。──自称『美味しんぼ』ファン、失格だなー。
食前に読むと、たいへん危険なので注意書きが必要な一冊です(暴飲暴食の元)。
『時をかける少女』の劇場版アニメを見ました。
主人公は高校生の男女三人で親友同士、しかも微妙な三角関係。主人公の真琴は活発を通り越してガサツな女の子。
──このような人たちや関係性とは全く無縁の学生時代を過ごした自分でも、どことなく懐かしい、何となく切ない。舞台は現代なのに、なぜか昭和の香りがする雰囲気が、いまの時代、しかもアニメ作品では新鮮に感じました。
昨日、本屋を散策中に偶然発見。「発行: 別冊宝島編集部」ということでキワモノ(失礼)かと思いながら怖々手を延ばして立ち読みしたところ、これは凄い一冊でした!
簡単に言うと「森博嗣のファンブック」です。これは、森博嗣ファンなら絶対に手元に置いておくべき一冊ですよ!
本書は読者の視点でつくられた、「森ワールド」への入門書です。すでに完結しているS&M(10冊)、V(10冊)、四季(4冊)という三つのシリーズを中心に、爆発する宇宙のように広がっている森ワールドの全体を視野に収めようとするものです。足元を崩されるような発想の魅力から、題材、ストーリィ、文体、会話、タイトル、キャラクタにいたるまで、森作品にあふれる魅力を全ページに満載。
『使える読書』 齋藤孝・著 声に出して読みたい引用文 : 亜細亜ノ蛾 で紹介した『使える読書』の影響で、たまには、いつもは読まない作者の小説に挑戦してみました。これは当たりでしたね。
「サンタクロースの格好をした男の子の大半は、サンタクロースじゃない」
『陽気なギャングが地球を回す』 p.8
こんな感じの、哲学のようなそうでもないような、深いような浅いような、洒落たセリフがほぼ毎ページ出てきます。
巻末の解説を読むと、書き上げた原稿を何度も没にして、苦労して完成させた作品とのこと。なるほど、完成度の高さを感じました。
嘘を見抜く名人、天才スリ、演説の達人、精確な体内時計を持つ女。この四人の天才たちは百発百中の銀行強盗だった……はずが、思わぬ誤算が。せっかくの「売上」を、逃走中に、あろうことか同じく逃走中の現金輸送車襲撃犯に横取りされたのだ! 奪還に動くや、仲間の息子に不穏な影が迫り、そして死体も出現。映画化で話題のハイテンポな都会派サスペンス!
by G-Tools , 2007/05/27