HUNTER×HUNTER 31 巻 「参戦」 きょうだいで離れられない

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HUNTER×HUNTERハンター×ハンター)』 No.31 「参戦」

Fist on Black
時には──こぶしで語る

前巻では「キメラアント編」が終わり、そろそろ連載も──と思う間もなく「選挙編」が始まりました。

HUNTER×HUNTER 30 巻 「返答」 ありがとう おやすみなさい | 亜細亜ノ蛾

総選挙の主役である「十二支ん」たちは、十二分にキャラは立っている。──けれども正直なところ、それほど思い入れを持ちようもない登場人物だと最初は感じました。
ところが! 「冨樫マジック」によって、この 31 巻からは「十二支ん」に──というか(いぬ)ちゃんに熱い視線を送り続けました!

ハンター協会の会長を決める大事な選挙のため、ハンターは原則として全員が参加します。どこぞの国民的アイドル・グループの選挙とは規模が違う。
ということで、「あの人物」も再登場しました! あいかわらず、出てきて そうそうに目立ちまくりィ!

一方、『H×H』読者なら誰もが目撃しているはずでいて、それなのに誰も知らない(冨樫先生も知らなかった?)人物も現われました。
この人物は、文字どおりに『ハンター』世界を塗り替える危険性がある──。

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(いつもように狙いすぎて よく分からない題名の)感想記事は こちらです!
「愛する彼(カレ)を故意(コイ)に落とす方法」なんて、100 点満点で 65,536 点くらいのセンスですね!(誰も言ってくれないから自画自賛)

おわりに

レオリオアルカの登場は、30 巻を読めば予測できる展開です。──とは言え、週刊連載で読んだ時には声を出して驚いた! 何歳になっても新鮮な驚きが味わえることは幸福です。
選挙は ともかく、アルカの「参戦」によって『H×H』の読者層まで塗り替えられたのでは? それくらいの破壊力がある かわいらしい「女の子」(※あくまでも括弧付き)です!

今回のコミックスには加筆も修正も(たぶん)なかったけれど、それでも読むたびに顔がニンマリする。たとえ この物語が終わっても、ずっとずっと大好きな作品です!