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『PHPサイバーテロの技法──』 まずは攻撃方法を学ぶ

攻撃は最大の防御なり!

突然何かを受信して、『PHP サイバーテロの技法──』を読み始めました。これがまた、面白い!

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PHPサイバーテロの技法―攻撃と防御の実際
GIJOE
ソシム 2005-11

PEAR入門 PHP標準ライブラリを極める! 超・極める! PHP Smarty入門~PHP5+テンプレート・エンジンでつくるMVCアプリケーション~ まるごとPHP!〈Vol.1〉 PHPによるWebアプリケーションスーパーサンプル 活用編

by G-Tools , 2007/01/12

この本で特に面白いのは、「実際に攻撃してみましょう」というスタンスなのが楽しい。──と言っても、どこかの掲示板に悪意を持ったスクリプトを仕掛ける、というわけではなく、サンプルをダウンロードしてローカル環境で試すわけです。──もちろん、そこで得た知識で悪戯をしたくなるのも人情ですが──。

ぼくはまちちゃん! の「善意の悪戯」の数々を見て、どうやって脆弱性を見つけるのかな? と興味を持った方(それ何てオレ?)にお勧めしたいです。

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『富豪刑事』(筒井康隆・著) 刑事はキャデラックで登場

小説版

本のタイトル通り、主人公は大富豪でありながら刑事、という神部大介(かんべだいすけ)です。キャデラックとハバナ(葉巻)がトレードマークという、ちょっと他では見たことが無い、特に日本では類を見ないタイプです。

短篇が 4 編収録されていますが、富豪刑事はこの 4 編で完結しているらしく、続編が書かれることは、今のところ無さそうです。しかし、並の作家ならこれだけで 10 冊くらいは本を出せるほど、魅力的な設定とキャラクタが出てきます。

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富豪刑事
筒井 康隆
新潮社 1983-01

パプリカ 七瀬ふたたび 家族八景 エディプスの恋人 笑うな

by G-Tools , 2007/01/04

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オチの先読み不可 『笑うな』(筒井康隆・著)

ブラックなショート・ショート集

筒井康隆氏のショート・ショート集を読みました。

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笑うな
筒井 康隆
新潮社 1980-10

日本以外全部沈没―パニック短篇集 最後の喫煙者―自選ドタバタ傑作集〈1〉 傾いた世界―自選ドタバタ傑作集〈2〉 家族八景 七瀬ふたたび

by G-Tools , 2006/12/22

表題作の『笑うな』のような馬鹿馬鹿しい作品や SF、ホラーのような短篇など、は実に多彩な全 34 編の作品集になっています。

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『ロートレック荘事件』(筒井康隆・著)の「おとなり小説」とは

ありがち? いやいや

まず、導入部で書かれている、20 年まえに起こった悲劇が印象的です。子供ふたりがふざけて遊んでいたところ、一人が重傷を負い、一生、下半身が成長しなくなってしまいます。そこで、けがを負わせた子が、一生面倒を見ると誓うのです。

その後、20 年経った夏の終わり、「ロートレック荘」と呼ばれる別荘に訪れます。

ありがちな古い洋館(隠し扉もあるよ)に、ありがちな人々(お金持ちとか)が集い、ありがちに殺人事件(しかも連続)が起こる!(どぎゃーん!) ──などという陳腐な小説を、筒井康隆氏が書くわけもなく。淡々と、しかしじわじわと迫ってくるような文体で読ませます。

そして、やはり予想外の結末が書かれていました。──ミステリィで、「予想外の結末」ほど「想定内」なことはないのですが。

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ロートレック荘事件 新潮文庫
筒井 康隆
新潮社 1995-01

富豪刑事 パプリカ 殺戮にいたる病 星降り山荘の殺人 虚人たち

by G-Tools , 2006/12/15

予想外の結末

もしもこの小説が「はてなダイアリー」に書かれていたなら、「おとなり日記(小説)」には、あの作品とかあの作品とか……作者名を書いただけでもネタバレになりそうな小説が並ぶことでしょう。それくらい、トリックや小説の構造は、ミステリィファンにとってなじみのあるモノです(いやでも、あの作品を知らない人は度肝を抜かれるよなぁ……ぶつぶつ)。

しかし、圧巻なのがラスト。ここでも、ありがちに謎解きが行われるのですが──ちょっと、他では見たことがないくらい「丁寧な答え合わせ」になっています。ここまで徹底されると笑えてくるというか、パロディ小説と見ることすらできそう。

つまり、予想外なのはトリックよりも謎解き部分という、ひねった構造になっています。

そして、最後のほうで息を呑みました。──うーん、やっぱり凄い。何とも悲しい物語ですね。


『美味しんぼ食談』(雁屋哲・岸朝子 共著)と『ハンニバル』

食が細い──わけではないが

自分は「レシピ本をぼーっと眺める」のが好きです。とくに、あまりなじみがない食材を使った料理──要するに食べる機会が少ない、高級料理なんかのレシピを眺めたりするのが面白い。──ショウウィンドウ越しにトランペットを眺める、みたいな感じでしょうか。

食べ物についての話を聞くのも好きです。自分は、あまり外食に行かないので、同じ世代の人と比べても、食べたことがあるものが少ないです。例えば──伊勢がすぐそば(といっても車で二時間)にあるのに、アワビを食べたことがなかったり。名古屋に行く機会はあっても、本場(?)の「味噌カツ」や「海老フリャー(名古屋人はそんなこと言わない)」は見たことすらないですね……。なので、人が食べたものについて語っている話を聞いて、世間にはそんな美味い物があるのか──と想像してみたり。

そんな自分と比べるのがおこがましいくらい、有りと有らゆる物を食べ尽くしてきた二人の対談本を読みました。

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美味しんぼ食談
雁屋 哲 岸 朝子
遊幻舎 2006-09

美味しんぼの料理本―Recipe (続) 美味しんぼ塾 2― 食を愛する全ての人に贈る痛快講義! 歯から始まる怖い病気 美味(おい)しんぼの料理本 美味しんぼ (96)

by G-Tools , 2006/12/09

美味しんぼの原作者、雁屋哲氏はともかく、岸朝子さんは寡聞にして知らなかったのですが、凄い経歴の方なんですね(本文末に関連情報を載せました)……。「レシピ本」などというものがあるのも、ひょっとしたら彼女たちのおかげかも知れません。

まぁ、そういった肩書きより何より、岸さんの「歯に衣着せぬ」という表現がピッタリな話し方がすがすがしい。さすがの雁屋氏も押され気味──かと思ったら、「何方もどっち」だったという。

食に関する蘊蓄や、戦前・戦後の日本における過酷な食事情、『美味しんぼ』の舞台裏などが語られてます。岸さんも雁屋氏も、質を犠牲にして大量生産された食品について、いろいろと戦ってこられたそうです。『美味しんぼ』でも、何度か出てきていましたね。例えば、カップめんに「栄養表示」がされるようになったきっかけも、岸さんたちが言及したところが大きいそうです。──安全な「食」について真剣に考える人がいるおかげで、日本の食文化が(ギリギリのところで)守られているのでしょうね。

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七瀬は今も『エディプスの恋人』なのか──

じつはシリーズ作品だった

全く前知識なしに『エディプスの恋人』を読みました。

なんの前置きもなく、主人公の(ちょう美人)女性・火田七瀬が「他人の意識」を読み取っている、という描写に驚きました。まぁ、普通に日本語が読めて、ある程度の創作物に触れてきた人なら「ああ超能力か」と解りますし、わざわざ説明していないことが、逆に「すこし・ふしぎ」な世界観にのめり込むことができました。

──と思って読了後に調べたら、本作品は「七瀬シリーズ」と呼ばれる三部作の、三作目だったというオチ。前作を読んでいれば、「いきなり読心術?」と唸ることもなかったわけです。でも、前知識なしで十分楽しめたし、色んな書評を読んだところ、それぞれの作品が全く別の作品のように独立しているとのこと。良かった好かった。

あらすじとアサマシ

主人公の七瀬は、名門高校の教務課事務員。彼女は、他人の意識を読み取ることができる超能力者。ある事件をきっかけに、特殊な精神構造を持つ高校生である「彼」の謎に近づいていく。やがて七瀬は、彼を守る「意識」の存在に気がつき……。

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エディプスの恋人
筒井 康隆
新潮社 1981-09

七瀬ふたたび 家族八景 パプリカ 笑うな 富豪刑事

by G-Tools , 2006/11/30

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子供に聞け!──スウェーデン式『アイデア・ブック2』

続編は意外と知られていない?

発想力が一番! 『アイデア・ブック スウェーデン式』 : 亜細亜ノ蛾で感想を書いた本の第二段が(疾っくの昔に)出ていました!

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アイデア・ブック2(トゥーボ)
フレドリック・へレーン テオ・へレーン
ダイヤモンド社 2006-07-27

アイデア・ブック スウェーデン式 イノベーションの達人!―発想する会社をつくる10の人材 IDEA HACKS! 今日スグ役立つ仕事のコツと習慣 お金と正義(下) お金と正義(上)

by G-Tools , 2006/11/15

印象に残った子供の言葉

中でも印象深かったのが、次の質問。

どうすれば戦争を止めることができるかと質問された子供。

続きはWebで(え?)。もとい、最後に書きます。

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ぬいぐるみ好きだった自分へ>『悠悠おもちゃライフ』

またしても森博嗣

またまた、森博嗣さんの本を読みました。

雑誌・Lapitaadの連載をまとめたエッセイ集──というよりもMORI LOG ACADEMYのような本、といえば判りやすいでしょうか。

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悠悠おもちゃライフ
森 博嗣
小学館 2006-06-01

モリログ・アカデミィ〈2〉1年のケーキ元旦に飽き MORI LOG ACADEMY〈1〉 モリログ・アカデミィ〈3〉日のないところに書け無理絶えず フラッタ・リンツ・ライフ―Flutter into Life 少し変わった子あります

by G-Tools , 2006/11/12

おもちゃ道のススメ

「MORI LOG ACADEMY」に雰囲気は似ていますが、中身はおもちゃと工作に特化しています。

「大の大人がおもちゃなんて……」

という人にこそ、読んで欲しい。

「──え? もしかして大人のおもちゃ?」

という汚れた大人も読め(命令)。

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『九マイルは遠すぎる』──探偵役はLに似て

タイトルだけは

自分の中では「タイトルだけは有名なミステリィ」の代表と思っている(失礼)本作を、ようやく読みました。

表題作を含む8作品が収められた一冊です。どの作品も、語り部は《わたし》でワトソン役、探偵役はニッキイ・ウェルト教授、といえば判りやすいでしょうか。

表題作

やはり何と言っても表題作『九マイルは遠すぎる』が面白い。《わたし》が、ふと頭に浮かんだ

「九マイルもの道を歩くのは容易じゃない、まして雨の中となるとなおさらだ」

──というセリフからニッキイが推論を広げていき、最後にはある犯罪を暴く、というストーリィです。ミステリィファンなら、一度は聞いたことがあるのでは?

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九マイルは遠すぎる
ハリイ・ケメルマン 永井 淳 深町 眞理子
早川書房 1976-07

by G-Tools , 2006/11/02

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