はじめに
結論: 安眠よりも快適に起きられることが大事
安らかに眠る方法(死に方ではなく)はよく聞くが、快適に起きる方法をあまり聞いたことがないのは不思議だ。安眠グッズは山ほどあるのに、心地好い起床を支援する商品はほとんどない。
Amazon で「目覚め」を検索すると、意図したものとは別の商品ばかり見つかる。
それに、「安眠」という言葉はあるのに「快適に起きる」状態を示す言葉が(たぶん)ない。この記事を書いていて、もどかしく感じた。起き方よりも眠り方を求める人が、そんなに多いのだろうか。
今回は、そんな「安眠こそ至高」という志向・嗜好がまかり通る中、あえて「起き方こそが重要だ」という思考を試行(ちょっと無理がある)してみた。
安眠よりも欲しいもの
全人類が安眠を求めている──かどうかは寡聞にして知らない(神ではないので)が、少なくとも「不眠が大好きだ」という人や「三日ぐらい寝なくても全然疲れない粉(『レベルE (Vol.2)』)を欲しがる人よりは、快適な眠りを望む人のほうが多いだろう。
だが、ここではあえて「安眠を求めるのは間違っている」と言い切ってしまおう。──いや、それは言い過ぎとしても(早くも弱気)、もっと手に入れたいものがほかにあるはずだ。
「心地よく起きること」──こちらのほうが「アナタの本当に望むこと」なのでは?安眠かどうかは、寝ているときには分からない。起きたときに初めて「ああ、よく眠れた」と思える。
そして、快適な目覚めというものは、単純な睡眠時間の長さだけでは得られない。起きるのにもタイミングが重要なのだ。
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