バクマン。 #115-3 「記念撮影と教室」 7600 枚 とカミ

『バクマン。』 115 ページ 「記念撮影と教室」 (週刊少年ジャンプ 2011 年 05・06 合併号)

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(あなたが──カミか!)

毎度おなじみ、今週号の「ジャンプ」に出てきた「アウトーー !!」を紹介するコーナです!

今回のアウト第 1 段は、『SKET DANCE』ですね。「──え? 『修学旅行編』は終わったのに、どこが?」と思う人も多いことでしょう。

『SKET DANCE(スケット・ダンス)』 第 15 巻 感想・2 : 亜細亜ノ蛾

進撃の巨人』という超絶面白い──他誌のマンガの名前が、今回の『SKET DANCE』に出てくるのです。

「──それがどうしたの?」

どういうことかは、下の記事をご覧ください。

結果的に大ヒット作を釣り逃したわけだし、この事件は、わりと「ジャンプ」編集部ではタブーになっているのでは……。

本当に『SKET DANCE』の作者・篠原健太さんは、狙っているのかどうか分からない角度から、きわどいネタを描きますね。そのキケンさは、師匠の空知英秋さんゆずりでしょうか。


今回の『バクマン。』にも、「ジャンプらしくないマンガが投稿されてきた」というエピソードが出てきました。古傷をほじくり返すのか……。

いや、でも、マンガ雑誌の編集部なら、こういう話は日常茶飯事でしょうね。

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バクマン。 #115-2 「記念撮影と教室」 上機嫌と感謝状

『バクマン。』 115 ページ 「記念撮影と教室」 (週刊少年ジャンプ 2011 年 05・06 合併号)

snail love | when you can't say it, show it
(何かに気がついて──私は上機嫌になった)

今週号の「ジャンプ」に載っている読切りの中では、大石浩二先生の『信魂さん いらっしゃい』が圧倒的に面白かった!

大石先生お得意の「生活あるあるネタ」を中心にしながら、いま流行している「歴史物」の要素を入れて、「男女入れ替わりネタ」をヒネって描いています。

なにより、女の子(?)がかわいい!

いぬまるだしっ』では、たまこ先生が「かわいいけれど、残念」な感じで、お色気路線は避けています。てっきり、大石先生は、セクシィなマンガは描けないのかと思っていました。

ところが、『進魂』では、しっかりと(いろんな)ツボを押さえてある。やるじゃん、大石先生!(なぜ上から目線?)


もしも「恋愛読切祭」に大石先生が参加したら、上位を獲るでしょうね(ムリヤリに『バクマン。』と結びつける)。

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バクマン。 #115-1 「記念撮影と教室」 教習所と特殊能力

『バクマン。』 115 ページ 「記念撮影と教室」 (週刊少年ジャンプ 2011 年 05・06 合併号)

メインストリート
(どこか見覚えがある──路上では見かけない道)

今週の「ジャンプ」には、なんと──、地獄のミサワ先生の『カッコカワイイ宣言!』が載っています! 「ジャンプ SQ.(スクエア)」からの出張ですね。

じつは、『カッコカワイイ宣言』は初めて読みました。意外とオーソドックスなギャグマンガで、ツボを押さえた作りになっています。

今回のような外国人ネタは、「ペリー」の動画を知っていると、脳内再生して面白さが加速する……! たぶん、先生も意識して描いているはず。

YouTube – ペリーの開国要求


ミサワ先生は、なんといってもご自身のサイトが有名ですね。(ほぼ)毎日更新されていて、自分も楽しみに見ています。

地獄のミサワの「女に惚れさす名言集」

この「一コマでドヤ顔を見せて笑わせる芸風」は、われらがサイコーも会得している。ときどき彼は、決まっていない顔で決めゼリフを言っています。あれは本人からすると、格好をつけているのか・天然なのか、どちらなのでしょうね?

今回はシュージンまで、キメようとして外しています。

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セブン – この悪夢を体験すれば彼を理解した──と思えるのか?

『セブン』 (Se7en)

project 365: day 227
(ハートが奪われるような──赤く染まる「7」)

至高のサスペンス・ホラーです!

この作品は有名すぎて、未見の人はすくないでしょうね。まだこの「究極の悪夢」を体験していない人は、お正月映画にピッタリです!(もう、正月気分も終わっているケド)


主役は 2 人で、退職を目前にひかえた刑事: ウィリアム・サマセット(モーガン・フリーマン)と、血気盛んな若手刑事: デイヴィッド・ミルズ(ブラッド・ピット)との対比が面白い。

この配役なら普通は、サマセットは指導する役に徹して、ミルズを主人公にするはず。2 人とも大スターだけれど、なにより引退が間近の刑事役だし──、フリーマンはシブすぎる。

ところが、監督のデヴィッド・フィンチャー自身が語っているように、「『セブン』はサマセットの物語」なのです。この刑事が、何を見て何を考えるのか──。そこが見どころです。


タイトルになっている『セブン』とは、「七つの大罪」を指している。連続殺人犯が、「大食・強欲・怠惰──」を犯した(と犯人が思い込んでいる)人たちを「罰して」いきます。──過剰すぎるやり方で。

七つの大罪 – Wikipedia

犯人に「裁かれた」被害者たちのグロテスクな姿が、強く強くあとに残る映画です。しかし、もっと忘れられない最悪のできごとが、最後におこるのでした──。

自分の大切な人と一緒に観て、ぜひとも感想を話し合って欲しい映画です。自分が○○だったら、どうするか──と。登場人物が極端にすくなくして、ていねいに描いてある作品なので、感情移入もしやすいです。

でも、相手が「箱の中身はなんだったの?」などと言う──ちょっと抜けた人だったら、むずかしいけれど……。

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バクマン。 キャラクターブック キャラマン。 – パラレルとリアル

『バクマン。 キャラクターブック キャラマン。』

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(人と猫も近いようで──どこまでも平行線)

あけましておめでとうございます! 今年もよろしくお願いしますね! というあいさつは置いておいて──。

これは絶対に「買い」の 1 冊です!!!!

内容は、『バクマン。』 1-11 巻をまとめながら、『キャラマン。』にしか載せていない情報が山盛りになっている。登場人物たちの生年月日や血液型はもちろん、好き嫌いや特技が面白い。

「サイコー・シュージン・亜豆・カヤの 4 人の中で、1 人だけ血液型が違う」といったトリビアや、過去に出てきた作中作がすぐに確認できます。自分は「にわか『バクマン。』ファン」なので、正確に記事が書けてありがたい!


「ジャンプ」本誌に掲載された『ラッコ 11 号』の読み切りも、コミックスの最後に綴じ込まれています。カラーを使った「縮小版コミックス」(あるいは「とじてない袋とじ」)といった感じになっている。なんというゴージャスな作り!

ラッコ 11 号 75 貝 「日本に吉田は多い」 橄欖石ソレアイトと獣の手 : 亜細亜ノ蛾

さらに、まぼろしの「『グラサンピッチャー』 原作: 高木秋人」のネームが、完全に収録されています!(もちろん、大場つぐみさんの手描きネーム)

そのほか、「少年ジャンプ NEXT!」に掲載された平丸と蒼樹との合作 4 コマや、「赤丸ジャンプ」のギャグ 4 コマまで載っている。いたれりつくせりですね!

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『バクマン。』 11 巻 「タイトルとキャラデザ」 棒人間と念生物

『バクマン。』 コミックス 11 巻 「タイトルとキャラデザ」

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(猫がいる前では──人間など「温かい棒」)

今回の表紙は、新妻エイジと岩瀬(秋名)愛子です!

『バクマン。』の表紙に女性がいたのは、『バクマン。 (4)』の亜豆美保(・謎の女性声優)と『バクマン。 (9)』の蒼樹紅だけでした。今回の岩瀬は大抜擢と言えるでしょう。

基本的に、男臭いマンガですからね……。


前巻・10 巻の感想では、 この巻は、岩瀬のための 1 冊でしょう! と書きました。

ほとばしる熱いパトスで、思いのままに燃え・萌えな感想を書いていたら、うっかりと アキバBlog(秋葉原ブログ) さんに取り上げていただいたり。

バクマン10巻 「岩瀬のための1 冊でしょう!もだえ死にます」 - アキバBlog
バクマン10巻 「岩瀬のための1 冊でしょう!もだえ死にます」 – アキバBlog

そして 11 巻も、岩瀬のターンは続いています!

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96 時間 – 空気と光と家族の愛──これだけあれば親父は走れる

『96 時間』 (Taken)

878 Paris Notre Dame 08:34
(世界の都にも──光と闇がある)

スピーディな展開が楽しめる良質アクション映画です!

この映画で自分がもっとも好きなところは、「シンプルさ」ですね。ストーリィは単純で、「さらわれた娘を救い出す父親の話」とまとめられる。

迫力あるカー・チェイスや銃撃戦が何度も出てきますが、父親には「最後まで敵の銃弾は食らわない」という「主人公補正」がついています。次から次へとピンチの連続だけれど、敵の数が多い日も安心。

制作にあたったリュック・ベッソンが監督した『レオン』よりは、アーノルド・シュワルツェネッガーがロケット・ランチャを逆向きに撃つ映画や、スティーヴン・セガール主演の映画に近い感じです。


──まるで、中身がない映画みたいに思えますよね?

ところが、『96 時間』は娯楽映画としてギリギリのラインを保ちながら、現実に起こりそうな恐怖感を演出しています。その味付けが素晴らしい!

父親のブライアン・ミルズ(リーアム・ニーソン)は元・CIA の工作員で、数々の困難な状況に対処するスピードが早かったり、敵を排除する際にためらいがない点も納得ができます。

娘のキム・ミルズ(マギー・グレイス)はかわいらしい! でも、頭が常夏の女友だちを持ったせいで、旅行先でキケンな目にあってしまう。

そのトラブルに巻き込まれた場所が、とあるスラム街──ではなく、パリなのです! しかも路地裏でもなんでもなく、空港から下りた直後でした。

じつはパリには、無法地帯が多いのです……。


お気楽に見られる映画かと思いきや、パリの暗部を見せつけられる。そして、CIA で鍛え上げられた実践的なテクニックで、父親は冷酷に敵を始末していく──。シンプルさとリアルさが、見事に融合していました。

ベースとなっている部分は定番だけれど飽きずに味わえて、上手に味付けをしてある──「かっぱえびせん・トリュフソース添え ~森の妖精に誘われて~」といった感じ(?)。


誰にでもお勧めできる映画ですが、上記の通り、パリの暗黒面として人身売買の現場が出てきます。その場面にはセクシィさなど皆無で、この世の地獄や悪夢としか言いようがない。

でも──、世のお父さんと娘さんには、この映画を一緒に観られるような関係を築いて欲しいですね。恋人同士で観る「お正月映画」としてもピッタリです!

できれば、パリへ旅行へ行く前に観てください──。

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カオス – 観客をだますには配役から

『カオス』 (Chaos)

Intravenous I
(ウソを混ぜ入れたのは──点滴の中だけ?)

絶対にだまされるトリッキィな傑作です!

この映画には主役級が 3 人いて、それぞれが味のある演技をしている。キャスティングも絶妙です。ほかの映画で彼らを知っていると、よりいっそう『カオス』を楽しめる。

まずは、ジェイソン・ステイサムがクエンティン・コナーズ刑事を演じています。彼は、『アドレナリン』で見せたイカレた主人公役が最高にハマっていました。『セルラー』での悪役も印象深く、ワルな男を演じさせたら天下一品ですね!

もう 1 人の主役はローレンツという名前で、銀行強盗のリーダです。彼を演じているウェズリー・スナイプスは、なんといっても『ブレイド』シリーズが有名でしょう。剣を構えた彼の写真は、映画を観たことがない人でも知っているはず。


ここまで話せば、『カオス』の展開も分かりますよね!

──シアトルの銀行が強盗に襲われた。強盗のリーダであるローレンツは銀行員と客を人質に取り、逃走用の車を要求する。クエンティン・コナーズ刑事はまわりの声を聞かず、単独で銀行に侵入し、激しい銃撃戦を繰り広げるのだった──。

こんな感じで、「汚れた刑事」をジェイソン・ステイサムが荒っぽく演じて、「無頼漢な強盗」のウェズリー・スナイプスをガンガン撃ちまくる! 人質も撃つ! 途中からなぜか「銃 vs 剣」の対決になり、街中を巻き込んだ一大アクションに!

──は、なりません。まったく。ぜんぜん。


本当はどんな話かと言うと──、ローレンツが銀行強盗のリーダで、クエンティン・コナーズ刑事が彼を追う構図は変わらない。しかし、今回のジェイソン・ステイサムは妙におとなしく、ルールを守る男なのです。同僚からの信頼も厚い。

じつは、『カオス』に登場する新米の刑事──シェーン・デッカーこそが、真の主役です。彼を演じたライアン・フィリップは、キリッとした二枚目だけれど、上記の 2 人と比べると──いかにも頼りない。

前半のシェーン・デッカーは、「そんな捜査で大丈夫か?」と声をかけたくなるけれど、クエンティン・コナーズのおかげで急成長していく。コナーズがデッカーを守る場面もあり、意外と心温まる話です。


ところが、『カオス』だけに単純ではなかった──。

最後の展開──「種明かし」は、ちょっと見抜けないと思います。自分は、すっかりだまされた。「そんなところに仕掛けがあったのか!」と驚くタイプの話で、だまされると分かっていても最後にビックリするはずです。

全体的に分かりやすい演出だし、(ちゃんと観ていれば)謎解きも「え、どういうこと!?」とはならないでしょう。途中のカー・アクションもリアルで素晴らしい! 友人や恋人と気軽に楽しめて、最後にドッキリ・にっこりできる映画です。

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『バクマン。』 小特集 – 性格が変わらない登場人物たちへ愛を贈る

『バクマン。』 原作: 大場つぐみ, 作画: 小畑健

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(いつも変わらない君を──愛する)

今回は緊急特別企画(※後述)です。

『バクマン。』という素晴らしい作品を振り返り、ほかのマンガとは何が違うのか・どこに魅力があるのか、思いつくままに書きました。あらためて考えてみると、自分が好きな作品の傾向も見えてきて面白い。

『バクマン。』の魅力とは

自分が『バクマン。』で好きなのは、登場人物です。

「ぼくは、ばくまんは、きゃらが、すきだと、おもいました」──なんて、まるで小学校低学年の感想ですが、でもだって、すごいんだもん!


『バクマン。』の何がすごいのかと言うと、下の一行に集約されます。これは、大場つぐみ小畑健の両氏が創り出した前作の『DEATH NOTE』や、自分が好きなほかの作品でも感じました。

「登場人物の性格は変えずに、印象だけを変える

どういうことか、説明していきます。

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BarTab – タブの使い方を考え直す Firefox アドオン

Firefox 3 用のアドオン・タブ編

Slice of Cocktail Bokeh
(現実世界のバーでは──待機すると機会をのがす)

Firefox を使っていて、「BarTab」というアドオンを知らないのは──、それだけでヤバイ!

柔道家や空手家は、帯の締め方を見れば相手の実力が分かる──と聞きます。その例でたとえると、BarTab を知らない人は、サスペンダで柔道衣を吊ったり、花柄の帯を締めるようなものですよ!

BarTab :: Add-ons for Firefox
BarTab :: Add-ons for Firefox


この拡張機能は、シンプルで効果的に働きます。任意のタイミング(ブラウザの再起動時・指定した時間の経過後)でタブを「待機状態」にする。──ただそれだけの機能が、非常にありがたい!

待機させたタブは、ページを読み込まない

そのおかげで、ページ中のスクリプト(プログラム)が走って重くなったり、読み込みに時間がかかったり、動画サイトから奇声が聞こえたり──がなくなるのです。

しかも、待機タブはメモリィを消費しません


ここから先は、タブを便利に使うアドオンを、ほかにも紹介します。自分が便利に使っている拡張機能の中から、ややマイナな物に光を当てました。

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