森博嗣一覧

NHK で他番組の宣伝 / 他局も宣伝できないか?

『俗・さよなら絶望先生』最終回

いやぁ、『俗・さよなら絶望先生』、最終回でしたね。第 3 期も お楽しみに。

って、「アニメ見ているの前提」「第 3 期やるの前提」(前提話は本編と連動)で話を進めましたが──。

『ちりとてちん』最終回

──上記は、これが元ネタ。

NHKがどよめく「ちりとてちん」最終回を森本アナが宣伝! – さて次の企画は

他局ならともかく、NHK で、しかもニュースで番組宣伝、というのが面白い。

──まぁ、まず無いと思いますが、この件で森本健成アナウンサが地方へ飛ばされちゃったりしたら、NHK を見限る人が多いでしょうね。──いやまさか、ねぇ……。

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「毎日ブログを更新する方法」 asiamoth(自分)流

毎日ブログを書く方法

今日は週末で雪が降っているので「一回休み」(『ドキばぐ』ネタだけど、知ってる人いる?)。

──と行きたいところですが、何となく、

「自分が毎日ブログを更新できるのは、何故か」

について書こうかと。

といっても、手法とかテクニックではないです。なので、他の人が読んでも得る物があるか、疑問ですが、自分の中で整理するために書いてみます。

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『可愛い写真を撮るには』 / 目と脳で見た物が違う

『可愛い写真を撮るには』

森博嗣さんのブログ、『MORI LOG ACADEMY』で、面白い記事を読みました。

パスカルの写真について沢山メールをいただく。「私も犬を飼っているけれど、なかなか可愛らしく写真が撮れない。どうすれば可愛く撮れますか?」という質問がわりと多い(1カ月に数通ある)。これは難しい。というのも、僕もこれと同じ悩みを持っていて、今のところ解決していない。一度もパスカルを可愛く撮れたことがないのである。

ようするに、飼い主(あるいは親)というのは、そういう特殊な目で普段見ているのだ。だから、撮った写真を見ると、「こんなふうじゃない」と違和感を抱く。しかし、写真は常に正しいのだ。ありのままを写している。したがって、ギャップはいつまでたっても埋まらない道理なのである。

MORI LOG ACADEMY: 可愛い写真を撮るには

これ、深いなぁ。それに、いろんな分野で使える話です。

──が、もしかすると「可愛いワンちゃんの話」として読み流した人がいるのでは。そうだとすると勿体ないので、ちょっと自分なりに解説してみますね。

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京極夏彦さんが森博嗣さん宅へ

『対談と特別運行』

今日は、このネタを紹介せざるを得ない!

MORI LOG ACADEMY: 対談と特別運行

詳しくは上記のページをご覧いただくとして──。

京極夏彦さんが、森博嗣さん宅へ訪問されたようです。

遊びにこられたわけではない。リビングで対談を2時間ほどした。彼との対談は、実に11年ぶりのことで、2度めである(1度めは、当時の「メフィスト」に掲載)。今回の対談のテーマは、押井守についてだ。この対談は、4月に中央公論新社から刊行される本に掲載予定。興味のある方はお見逃しなく。

MORI LOG ACADEMY: 対談と特別運行

「読者からの突っ込みストッパ」の森さんらしく、遊びにこられたわけではない、と断っていますが──どう見ても遊んでいる写真です。本当に(ry

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森 博嗣さんの『新しい諺』 / 文章の見た目を気にする話

森 博嗣さんの『新しい諺』

今日の(と言っても日付は四日前なのが仕様)森博嗣さんのブログ記事が面白い。日記のほう じゃなくて、「国語」。

MORI LOG ACADEMY: 新しい諺

これを見て、一瞬でピンと来た。

行末が そろっている

「──何が?」という人のために、等角フォントで紹介。

二階で目薬 (二階で目薬を差しても牛にならない)
長いものは巻ける (比較的巻きやすいというだけ)
能ある鷹には爪がある (鷹にはたいてい爪がある)
蛙の子はオタマジャクシ (卵はまだ子ではないか)
雨降って地ぬかるむ (グラウンドに砂を撒いたり)
腐っても鯛 (賞味期限切れでも別の魚にならない)
帯は長いし襷は短い (帯とか襷とか知らないから)
二階でも目薬 (同時多発目薬か、という心配に)
長芋にはマカロン (食い合わせでは、と心配に)
能ある鷹は爪を噛む (臍を噛む、といいたいが)
蛙の子がさきか卵がさきか (特に面白くないね)
雨降って血固まる (血の雨が降ったのか、心配)
腐ったら鯛 (腐るまえはもっと凄かった、の意)
ルビは短かし漢字は長し (お化け漢字みたいな)

MORI LOG ACADEMY: 新しい諺

そう、ことわざの末尾がそろっている、ということです。

──で、だから どうした、と言われると、ちょっとツラいですが……。

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『ZOKU』 正義と悪戯、それより恋愛?

『ZOKU』

「正義と悪」というのはありがちな、作家にとっては書きやすい構図です。

しかし、最近の風潮では「悪になったのには事情がある」とか「絶対的な正義、完全な悪などいない」という方向で、リアリティを出している作品が増えていますよね。(だからこそ今週の『ネウロ』は面白かったなー、というのはまた別の話)

さて、森博嗣氏が「正義と悪」という、ありがチックなテーマにどう挑むのか、というと、なんと、

「正義と悪戯(いたずら)」

という、何とも笑える状況を創り出してしまいました。

『ZOKU』は森作品の中でも、ライトノベルに近い、かなり読みやすい一冊です。「森ミステリィからミステリィを引いた感じ」でしょうか(答えは森、という意味ではない)。

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『四季 冬』 森博嗣・著

『四季 冬』

『四季』四部作の完結編。しかし、いったい、何が終わったんだろう?

『冬』はいつの話なのか、はっきりした描写がありませんが、「S&M シリーズ」や「V シリーズ」よりも後の話であることは間違いなさそうです。そして、四季の「これから」について暗示している場面が多いのです。

彼女は、どこへ向かうのか?

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四季 冬
森 博嗣
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四季 秋 四季 夏 四季 春 ダウン・ツ・ヘヴン ZOKU

by G-Tools , 2007/06/20

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『四季 秋』 森博嗣・著

『四季 秋』

真賀田四季の少女期を描いた『春』『夏』。その後に訪れた季節『秋』では、なんと、「S&M シリーズ」や「V シリーズ」よりも後の時代が語られていました。両シリーズのファンが知りたがっていた、「あの後」……。

そして、二つのシリーズ作品のキャラ同士が、意外な競演を見せているのが楽しい作品です。

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四季 冬 四季 夏 四季 春 ダウン・ツ・ヘヴン 虚空の逆マトリクス(INVERSE OF VOID MATRIX)

by G-Tools , 2007/06/19

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『四季 春』 森博嗣・著

『四季 春』

真賀田 四季(まがた しき)の 5 歳から 13 歳までを描いた作品。

こう書くと、周りの大人がどうやって四季を育てたか、という話と思うかもしれません。しかし実際は、四季がいかに幼い頃から(生まれた瞬間から)特別だったかを思い知らされる一作でした。

放射能に汚染されたクモに噛まれるとか、ネズミと一緒に脳手術を受けたのではなく、四季は文字通り生まれたときから天才だったのです。

四季の間近にいる「僕」の一人称で語られるのですが、それは誰か。森作品を未読の人も、「S&M シリーズ」「V シリーズ」を読破した人も、だまされること請け合い。

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四季 春
森 博嗣
講談社 2006-11-16
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四季 夏 四季 冬 四季 秋 ZOKU ダウン・ツ・ヘヴン

by G-Tools , 2007/06/17

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