社会・人生・一般一覧

牛肉ミンチ偽装事件から学んだこと

strange

TV や音楽、時事ネタをクールな視点で紹介するサイト、strange が好きです。自分はほとんど TV を見ていないのですが、そんな自分でも「いま」のニュースが strange を通してわかる、気がします。

牛肉ミンチ偽装事件

話題の(?)牛肉ミンチ偽装事件も、strange ではちょっと変わった切り口で取り上げています。

(……)社長のメモをもとに料理専門家が再現してみるってのをテレビでやってた。料理専門家でもほとんど区別がつかないほど見事なひき肉が完成したようです。

(……)安く牛肉そっくりの肉が作れる技術を世の中に広く供与すれば世の中のためになる気がする。

strange – ミートホープ

なるほど。もう起こってしまったことは仕方ないので、その技術を役立つ方向に向ける、ということですね。

なぜ気がつかなかったか?

それにしても、質の悪い肉を混ぜたのに、今まで誰も気づかなかったのか? という疑問が残ります。その答えとして、下記の指摘が。

「クズ肉なんかで、よく味が出せるな」と思う方もいらっしゃると思いますが、はっきりいって、肉なんてなんでもいいのです。(……)化学調味料や、ラードや牛脂などを使えば、旨みたっぷり、ジューシーなコロッケができあがります。(※クズ肉を集めて作った加工肉には大量の添加物が使われている可能性があります)。

牛ミンチ偽装事件の裏側にあるもの。 – [美食の旅(国内)]All About

「安かろう、悪かろう」という言葉は、すっかり死語になったというか、宣伝文句でしか聞かなくなりました。つまり、「~という言葉がありますが、当社の商品は違います!」のような。しかし、やっぱり「安い物には理由がある」のですね……。

「おからこんにゃく」

ところで、冒頭の「安く牛肉そっくりの肉が作れる技術」ってどこかで聞いた覚えがあるなぁ、と記憶の引き出しを探してみると、見つかりました。肉そっくり! 衝撃の食材「おからこんにゃく」 | エキサイトニュースという記事で紹介している「おからこんにゃく」ですね。公式サイトの URL も必見です(笑うところ)。

おからこんにゃくの「津軽雪花~つがるゆきはな」が大人気です!/ おからこんにゃくの製造と販売「お肉みたい ドット ネット」 (有)カネ久越後屋商店おからこんにゃくの「津軽雪花~つがるゆきはな」が大人気です!/ おからこんにゃくの製造と販売「お肉みたい ドット ネット」 (有)カネ久越後屋商店

ふと、「肉そっくりだったら『お肉こんにゃく』の方がよくね?」と思いましたが、「──まぎらわしいからだな」、と勝手に納得しました。

一日限定10個 超ヘルシー!コレが噂のおからこんにゃく(3食入り) 楽天市場で「おからこんにゃく」を検索

この記事のタグ(偽)

[この事件は氷山の一角説][onikumitai.net][またアフィか]


『小説作法』 スティーヴン・キング

『スティーヴン・キング 小説作法』

結城浩のはてな日記 – 『数学ガール』を紹介するスレ / 文章を書く本の話で、結城浩さんが紹介している『小説作法』を読みました。自分も、好き勝手に書いているブログ書きとはいえ、「文章を書く者」のひとり。この本から多くのことを学びました。

photo

小説作法
スティーヴン・キング Stephen King 池 央耿
アーティストハウス 2001-10-26

ベストセラー小説の書き方 ミステリーの書き方 ローレンス・ブロックのベストセラー作家入門 The Elements of Style (Elements of Style) デッド・ゾーン〈上〉

by G-Tools , 2007/06/22

残念ながら絶版で、文庫化もされていません。自分は図書館で借りました。上の書影とは違い、表紙はキングがこちらを見つめる写真です。近くに置いておきたい一冊なので、なんとか手に入れたいところ。

結城浩さんのレビュー

同じく結城浩さんが書いた、下記のレビューもわかりやすいです。

スティーブン・キング『小説作法』

──あまりにわかりやすいので、自分が本書の記事を書く意味ってなんだろう? と自問したり……。なんとか、違う切り口で書くことにします。

続きを読む


『四季 冬』 森博嗣・著

『四季 冬』

『四季』四部作の完結編。しかし、いったい、何が終わったんだろう?

『冬』はいつの話なのか、はっきりした描写がありませんが、「S&M シリーズ」や「V シリーズ」よりも後の話であることは間違いなさそうです。そして、四季の「これから」について暗示している場面が多いのです。

彼女は、どこへ向かうのか?

photo

四季 冬
森 博嗣
講談社 2006-12-15
楽天ブックス: 四季 冬
ビーケーワン: 四季 冬ad

四季 秋 四季 夏 四季 春 ダウン・ツ・ヘヴン ZOKU

by G-Tools , 2007/06/20

続きを読む


『四季 秋』 森博嗣・著

『四季 秋』

真賀田四季の少女期を描いた『春』『夏』。その後に訪れた季節『秋』では、なんと、「S&M シリーズ」や「V シリーズ」よりも後の時代が語られていました。両シリーズのファンが知りたがっていた、「あの後」……。

そして、二つのシリーズ作品のキャラ同士が、意外な競演を見せているのが楽しい作品です。

photo

四季 秋
森 博嗣
講談社 2006-12-15
楽天ブックス: 四季 秋
ビーケーワン: 四季 秋ad

四季 冬 四季 夏 四季 春 ダウン・ツ・ヘヴン 虚空の逆マトリクス(INVERSE OF VOID MATRIX)

by G-Tools , 2007/06/19

続きを読む



『四季 春』 森博嗣・著

『四季 春』

真賀田 四季(まがた しき)の 5 歳から 13 歳までを描いた作品。

こう書くと、周りの大人がどうやって四季を育てたか、という話と思うかもしれません。しかし実際は、四季がいかに幼い頃から(生まれた瞬間から)特別だったかを思い知らされる一作でした。

放射能に汚染されたクモに噛まれるとか、ネズミと一緒に脳手術を受けたのではなく、四季は文字通り生まれたときから天才だったのです。

四季の間近にいる「僕」の一人称で語られるのですが、それは誰か。森作品を未読の人も、「S&M シリーズ」「V シリーズ」を読破した人も、だまされること請け合い。

photo

四季 春
森 博嗣
講談社 2006-11-16
楽天ブックス: 四季 春
ビーケーワン: 四季 春ad

四季 夏 四季 冬 四季 秋 ZOKU ダウン・ツ・ヘヴン

by G-Tools , 2007/06/17

続きを読む


本が面白いのではない

本を読むことについて

仕事中に厭なことがあり、帰って速攻でビールを飲み、いつの間にか寝て起きたら、もう 23 時──こんなことがあると、「働くってなんだろう」とか「人生の目的とは」などと、つい考えてしまいますね。しかし──。

そんなことより、ブロガにとってはネタ探しの時間がない、という方が重大だったり(重傷)。「一回休み」券を発行しようかと思ったのですが、こんなときのために、「下書き」のまま温存しておいたネタを引っ張り出しました。

「本を読む」ことについて、思い出と共に考えてみました。

子供の頃は

思えば、中学生くらいに少年探偵団シリーズを読んでいた頃は、本を読むことが好きでした。図書館に通い詰め。『指輪物語』を読んだのも中学くらいかな……。『エルリック・サーガ』の方が好きだったけど(比べて論じていいのか?)。

しかし、度重なる「読書感想文」の恐怖──強制的に読みたくない本を読んで読みたくもない感想文を書く──の末に、いつの間にか、本を読むことが厭になってきました。ちょうど、スーパーファミコンも出てきたし(そっちの方が大きな理由かも)。

学校教育って

学校教育というものは、例えば「子供はピーマンが嫌い」「本を読むのが好きな子供はごく一部だけ」というような、「子供はこんなものだ」というのを前提に成り立っているのではないでしょうか?

先に書いたとおり、自分は子供の頃、読書好きだったし、好物は「ピーマンの肉詰め」でした。たしか、『あさりちゃん』のお姉ちゃんの好物、というのを読んで、オカンに作ってもらってような。もちろん、いまでも大好きです(『あさりちゃん』ではなくピーマンの肉詰めが)。

そんなわけで、自分は「ピーマン(の肉詰め)が好き」で「本を読むのが好き」、そして「男だけど『あさりちゃん』を読んでいた」という──ようするに子供の頃からマイナ指向でした。しかし、学校という箱庭の中ではマイノリティは息苦しい。次第にマジョリティの中に埋没していくのでした。「読書なんかしてられるか! 好きな食べ物はハンバーガ!」と──。

──という話はまたいつかするとして……。

本が面白いのではない

最近、読書について考えるときに、いつも思い出すことがあります。それは、

「本が面白いのではない。面白い本が世の中にはある」

という言葉です。この言葉の真意は、敢えてここでは書きません。本を読むのが嫌いなひとに、一度じっくりと上記の言葉について考えて欲しいですね。読書好きには、何となく伝わるかと。

(ヒント: 「本」を「ゲーム」など自分の好きな物に置き換えれば、すぐ判るはず)


『トリオリズム』 叶 恭子・著

『トリオリズム』

「一度寝たくらいで恋人面しないで!」

──それなんてアバズ●?

そう思っていた時期が僕にもありました。もちろん、面と向かって女性に言われたことは、(幸か不幸か)まだありませんが、一昔前(バブルのこと)は、よくこんなセリフをマンガやドラマで聞いた気がします。

若き純情な asiamoth 少年(成年)は、「そんな関係」になった男女は恋人同士としか思えませんでしたが、その後いろいろな経験と知識を重ねることによって、「一夜を共に過ごしたくらいでは恋人とはいえない、かもしれない」と思えるようになりました。

そんな自分でも、

メイクラブの愛称のグッド or バッドは、一人の男性と最低でも 3 度してみないとわからないものです。3 回目まではトライアルと考えた方がよいでしょう。

『トリオリズム』 p.127 「メイクラブのセンスを見極めること」

──ここまで進んだ考えの女性とは、(幸か不幸か)まだ縁がありません。

ということで(?)、今回は、普段あまり読む機会のない本を読んでみようキャンペーン第一弾として、叶 恭子さんの『トリオリズム』を紹介します。

意外と、というと失礼ですが、知的な文章を書く人です。TV での言動は TV 用の演出なんでしょうね(あるいは文章は幽霊さんが書いているとか)。

誰かより秀でた"異端"でありたいのであれば、孤独でいる覚悟が必要なのです。孤独は悪いことじゃない。わたくしの知る限り、成功者はみんな孤独です。

『トリオリズム』 p.192 「オス度」

全編を通して、ラブとメイクラブについて書かれています。How to ものとして読めなくもないのですが、この本を How to として使うには「荒木 飛呂彦から"マンガの描き方"を伝授される」とか「宇多田 ヒカルから"歌のうたい方"を教わる」とか、「森 博嗣から"小説の書き方"を習う」というようなもので──つまり、それなり(以上)の恋愛を経験した女性ではないと活かせないでしょう。男性が読むにしても、かなりの想像力が要求されます。

この本からは、超一流の人間と(密に)接してきた人の目線を知ることができました。まぁ、オトコはお金持ちでも一流でも、根本は変わらないなあ、という感じ。

ただ、服装がシンプルなのは成功者に共通しているみたいです。まずは形から入る、ということでマネしてみるのもいいかも。

超一流のお金持ちに共通していると感じるのは、国籍に関係なく、服装が一見ものすごくシンプルなこと。(……)内面からにじみ出て来るままに、"別格"という自信が服装をよりいっそうシンプルにしていくのでしょう。

『トリオリズム』 p.39 「茶封筒」

ところで「茶封筒」とは? それは本を読んでのお楽しみに……。


「おいしいコーヒー個人的まとめ」と「冷めた珈琲に塩」

美味しいコーヒーが飲みたい!

すべてを捨ててもコーヒーだけは捨てられないとか、美味しい珈琲のためにはどこへでも飛んで駆けつけるとか、コーヒーのためなら金に糸目をつけないとか──までは思いませんが、美味しいコーヒーは大好きです。なんとなく、ブログ書きにはコーヒー好きが多そうな気がします。実際はどうでしょうか?

食べ物で最も好きなニオイの1位は「コーヒー」 – GIGAZINE というのも興味深い調査結果です。コーヒーの苦みが苦手、という人は多そうですが、香りは好かれるのですね。(ちなみに、コーヒーが苦いとかカレーが辛いとか言う大人は fxxk だと個人的に思う)

最近は特にコーヒー熱が高くなってきたので、美味しいコーヒーの情報を探しています。たとえば数日前に書いた下記の記事。

森博嗣さん愛用のコーヒーメーカを探せ!(見つかった) : 亜細亜ノ蛾

──まぁ、いまの自分の環境で森博嗣氏愛用のコーヒーメーカを買うと、コーヒー代がエンゲル係数を急上昇! になりそうですね……。

おいしいコーヒー個人的まとめ

さて、美味しいコーヒーといえば、しばらく前に読んだ下記の記事が抜群に面白い!

おいしいコーヒー個人的まとめ

まず、次の二行が目からウロコ。

title="おいしいコーヒー個人的まとめ">

【おいしさの重要度】

淹れたて>挽きたて>>炒りたて>>>>>豆のブランド

おいしいコーヒー個人的まとめ

つまり、もの凄くかみ砕くと「手間ひまかけたほうが美味しい」というわけですね。淹れる前に挽くことと飲む分だけ少しずつ淹れることが大事。

その他、高級豆よりも売れ筋の安い豆のほうが実はおいしい、など、一行一行の情報密度が高い! これを書いた人が、いかに試行錯誤していまの領域に辿り着いたかが、文章から香ってきます。

この文章、匿名だからこそ書けるという内容ではないので、できれば匿名ではなく誰が書いたのかが判るように、個人のブログで読みたかったです。この人が語る「麦茶」などの話も聞いてみたい。

これほどズバッと断言している文章は、読んでいて気持ちがいいです。見習わねば……。それに、コレくらいの文量が、自分にとって一番読みやすいです。ぱっと見て「あとで読む」タグを付けて忘れてしまう記事もあるのに、この記事はまた何度も読みたくなります。

冷めた珈琲に塩

そういえばその昔、番組名に「無い無い、の反対」という単語が入る TV 番組で「冷めて酸っぱくなったコーヒーに塩を少量入れると美味しくなる」という情報が放送されました。なるほど、それはいい情報だ、と一瞬思ったのですが──

そもそも「冷めて酸っぱくなる」コーヒー自体、どうだろう、とも思いました。自分が普段飲んでいるコーヒーは、購入するのに会員登録が必要です。それほど高価ではないですが高級なコーヒーで、冷めても酸味は出ません。試しに少量の食塩を入れてみましたが、じゃっかん渋みが増した、程度でした。

しかし、外出先の喫茶店などで、冷めたコーヒーを飲まなければならない状況では、ちょっぴり使えるトリビアですね。


『美味しんぼ塾』 雁屋 哲・著 米食がいかに危険か(笑)

『美味しんぼ塾』

『美味しんぼ塾』を古本屋で見かけて買いました。2001 年発行、と 6 年も前の本になりますが、当時はなぜか買い逃したので忘れていたんだよな……。と思ったら自分が買ったのは 2005 年発行の第 9 刷。人気があるようです。

さらに、Amazon.co.jp で調べたらいつの間にか『2』も出ていました。──自称『美味しんぼ』ファン、失格だなー。

食前に読むと、たいへん危険なので注意書きが必要な一冊です(暴飲暴食の元)。

続きを読む