thinking一覧

ポジティブを履き違えたバカにならないように

「ネガティブ」「ポジティブ」

「ネガティブ」「ポジティブ」という言葉が日常的に使われるようになって久しいです。──が、ただ単に「明るい」「暗い」を言い換えているだけ、という人が多いようです。──でも、うーんと、それって本当に置換可能なのか? と前からモヤモヤしていました。

同じようにもやっとボールな人がいたようで。

ネガティブが「否定」とか「消極」って意味だから、ついポジティブは反対の「肯定」「積極」って意味に捉えられがちなんだけど、そうではないのだよね。

みたいな話を江原さんが、靴ひもが解けたときの対処で例えていた。

  • 靴ひもが解けた
    • 靴ひもを結ぶ
      • →ポジティブ
    • 靴ひもが解けたって前に行けるさ!
      • →バカ(原文ママ)

深海魚のカタルシス – 誤ったポジティブ観
なるほど! と腑に落ちました。

是非とも深海魚のカタルシス – 誤ったポジティブ観にある「posit系・negate系」の意味が書いてある表もご覧ください。

「悩む」というだけで「ネガティブ」呼ばわりしている人は、「悩まない馬鹿」の事を「ポジティブ」と言っているに等しい──というのは言い過ぎですかね。でも、「ポジティブに悩む」という事もある、と考えられるだけでも少し認識が広がりますね。

(まぁ、ぶっちゃけ“positive”には「積極的な」という意味もあるので、“negative”の反対、と考えるのは問題無さそうだが)

「好き」「嫌い」

そういえば、

「好きの反対は嫌いではなく、無関心」

てきな事を初めて聞いた時も、同じように膝射ちでした。世の中には「嫌いにすら、なってもらえない」という苦痛があるのだよ──ね?>若き日のオレ

「──って、きんじょのオジサンからきいたよ」

「ちがいますー。スキのはんたいはキライ、ってセンセーがゆってましたー」

「うう、いやでもさ」

「センセー、asiamoth くんがぁ、ヘンなこといってまーす!」

「(うわ、きらわれたかな……。でも、スキのはんたいはムシだよな……)」

──いや、ゴメン。そんな思い出は無いけどさ(記憶を捏造)。


「LinkBack」 関連ページ表示 Greasemonkey スクリプト

LinkBack

LinkBack を紹介します。

これは、情報収集マニア必携の Greasemonkey スクリプトです。導入すると、表示したページの関連ページを表示します。Yahoo! Site Explorer の検索結果を利用していますね。

導入後のスクリーンショットは、上記の公式ページにあります(はてなばかりで噴飯)。初期状態ではページの左上に現れますが、マウスドラッグで移動も可能です。必要なときだけ関連ページを表示したい、という場合は左隅にある「+」マークをクリックすると「-」に変わり、コンパクトな表示になります。

SBMCommentsViewer 同様、何か調べ物をするときに便利です。ご一緒にどうぞ。

[neta] 残念なお知らせ

さて、このように超絶便利なスクリプトですが、残念なお知らせがあります。それは、「トップページ以外のリンクお断り」や「無断リンクお断り!」なサイトでは、おそらく有効なバックリンクが見あたらない──と思われることです。サイト管理者の意向を汲んで、無断リンクは自粛する人がほとんどでしょうから、そのようなサイトからは有効はバックリンクが見つからない──と想像されます(試しにあのサイトを表示すると──あわわわわ)。

無断リンクについて

ref.: 無断リンクとは – はてなダイアリー

──いや、そのような無断リンク禁止のサイトへリンクする際に「管理者にメールなど連絡を取り(自分のプロフィールや挨拶、掲載目的を書くこと、掲載後も削除依頼に応える意思があることを明記するのは言うまでもない)、リンク掲載の可否を伺い(返事が来るまで数日──忙しい管理者の事を思えば数年待つことも辞さない覚悟で)、許可を得た後でリンクする(その際も感謝の意を相手と自分のサイトの訪問者に示すことは当然であろう)」ようにすればいいだけのことですが、きちんと守っているサイト運営者の方が、むしろ少ないように思えます(何故だろう)。──「お前はどうなんだ」というたいへん貴重で有り難い意見は、是非ともメールに書いて、ご自身宛に送ってみてください。きっと、自分で読んで「人の振り見て我が振り直せ」という諺の意味が理解できる──という得難い時間を体験できるでしょう。あと、「正直者は(略)」とか。

──え? はてなブックマー● ? tinyc*** ? 何の事です?

無断リンク以外禁止!

ところで、ここのブログのポリシィとして「無断リンク以外禁止!」を掲げようかなぁ……(ぶつぶつ)。いまなら狙い目だし↓

ref.: "無断リンク以外禁止" – Google 検索


「ザイーガ」閉鎖(!)に思うこと

さよならは突然に

いつも面白い(けどちょっとエログロい)コロコロザイーガ学園livedoor Reader で見ていたら、こんなビックリ記事が。

2006年12月12日午後未明、大人のザイーガは大人の事情を持ちまして閉鎖の運びとなりました。

コロコロザイーガ学園 【お知らせ】大人のザイーガ、大人の事情により閉鎖

工エ エ ェ ェ(´д`)ェ ェ エ エ工

ということで、ザイーガにアクセスしても見られなくなりました……(2006-12-12T22:49:40+09:00 現在)。

上記の記事を読むと、復活の予定はあるそうですが──どうするんだろう? パルモ先生の記事をひとつひとつ保存している人でもいるのだろうか? 各種アーカイブサービスから集めるのかな?

2006-12-16T22:09:31+09:00 追記

復活してました! パチパチ。

ザイーガ:【お知らせ】ザイーガ再開のお知らせ

続きを読む


『しょこたん☆ぶろぐ』に見る「オタ気質」

#### さて今回は
いつもと趣向を変えて、普段ならmixiに書くような内容にしてみます(そのうち趣向を変えることが過半数になる予感)。
#### 「しょこたん」こと
中川翔子さんのブログで、ちょっと気になった記事がありました。自分がしょこたん好きなのは明白(いままで書いたことNeeee!!!!!1)です。当然、チェックしてました。


ブランカ-しょこたん☆ぶろぐブランカ-しょこたん☆ぶろぐ

続きを読む


森博嗣読者の「ほとんど」は──

#### 森博嗣氏のブログ
森博嗣氏のブログを読んで、思ったこと。
森博嗣氏といえば、[すべてがFになる](http://www.amazon.co.jp/gp/redirect.html%3FASIN=4062639246%26tag=asiamoth-mt-22%26lcode=xm2%26cID=2025%26ccmID=165953%26location=/o/ASIN/4062639246%253FSubscriptionId=08PWFCAAQ5TZJT30SKG2 “すべてがFになる―THE PERFECT INSIDER”)を初めとした「犀川&萌絵」シリーズなど、多数の著作があります。
いわゆるシリーズ物の読者に対して、森博嗣氏はこんな分析をしています。
>シリーズを最初から通読されている人に限って、「最初から読むべきだ」とおっしゃるし、また、「最初から読んできた者だけにわかる面白さだ」と主張する。一種のコレクタ心理といえる。しかし実際には、シリーズを通して読んでいる人は、割合的には非常に少数であり、ほとんどの人は、書店にたまたまある本を手に取り、順番もあまり気にせず、また断続的に読む。「ほとんど」というのは、具体的には80%くらいのイメージ。
>[MORI LOG ACADEMY: コミュニケーション](http://blog.mf-davinci.com/mori_log/archives/2006/09/post_681.php “MORI LOG ACADEMY: コミュニケーション”)

続きを読む


結城浩氏と長男の会話 「ゆがんでいない鏡」

ほのぼのとした、いい話。
[[結] 2006年9月 – 結城浩の日記 己を知るということ](http://www.hyuki.com/d/200609.html#i20060920214035 “[結] 2006年9月 – 結城浩の日記”)
「敵を知り、己を知れば、百戦危うからず」という孫子の言葉を借りて、「自分を知る」とはなにか、他人と自分との関係、そして神様について、結城浩氏が長男と会話しています。
[結城浩の日記](http://www.hyuki.com/d/index.html “結城浩の日記”)では、親子の会話が書かれることが多いです。親子の会話というより、旧知の親友同士の会話のように聞こえまて微笑ましいです。自分は、父親といい関係を築けないまま他界されたので、結城親子がうらやましいです。自分に子供ができたら、お互いに尊敬できるようになりたいですね。
自分は特定の信仰を持っていないのですが、今回の「ゆがんでいない鏡」の話は解りやすく、腑に落ちました。
日本では「神様」という言葉を軽く使いがちです(というか[ネ申](http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%CD%BF%BD “ネ申とは – はてなダイアリー”))。八百万(やおよろず)の神様がいる環境では、「唯一絶対の存在」というのは受け入れがたいのかも。


腑に落ちる話

#### どうでもいい人の話
たまには毛色を変えて、mixiで書いているような内容を──
以前から不思議に思っていることがあります。それは、
「*身近な人から聞いた言葉*は右から左に抜けていくのに、*どうでもいいような他人から聞いた話*がいつまでも心に残る」のは何故だろう?──
──ということです。
#### あるタレントの話
たとえば、こんな感じ。
かなり以前、TVで、あるタレントがこんなことを語っていました。
「仕事から帰ってきて『疲れたー』と言いながら、ゆっくり家で休んでいるときに感じるのは、単なる《疲れ》であって《ストレス》ではない。
《ストレス》というのは、普段は*気がつかない間に蓄積*していて、ある日*突然*倒れる──というたぐいの物だ」
──とのこと。
この話は自分の腑に落ちたので、いまでも心に残っています。──話していたのが誰かは忘れたましたが。
それで、「普段は意識しない間に蓄積されていくのがストレスだ」というのが真実かどうかは、知りません。
──たぶん、ネットで調べれば数分以内にそれらしい答えは見つかるだろう。
──科学的根拠とか、生体医学などのサイトに詳しく書いてあることだろう。
だが、あえて調べない。なぜだか知らないが、彼の言葉を信じているから──
──不思議なのは、誰が言っていたかも忘れた言葉を、何故信じられるのか?

続きを読む


出版業界に疑問を持つ

#### 出版業界に 糸色 望 した!!
森博嗣氏のブログを読んでビックリ。出版業界というのは遅れているのだな、と素人感想。


MORI LOG ACADEMY: 文系の人の傾向?MORI LOG ACADEMY: 文系の人の傾向?

校閲についての文章が書かれていますが、
>校閲といえば、表記の統一などをしてもらいたいのだが、そんな単純なことがけっこうできない場合が多い。人間が見て、気づいたところは直す、というのが彼らの言う「表記の統一」なのだ。データで検索するわけではない。僕の関係では、2社だけがデジタルで検索をしてくれる。自分が最初に書いた文章で検索して位置を調べ、それからゲラでその箇所を探して確認をする、なんて作業を頻繁にする。面倒なことである。
>[MORI LOG ACADEMY: 文系の人の傾向?](http://blog.mf-davinci.com/mori_log/archives/2006/08/post_630.php “MORI LOG ACADEMY: 文系の人の傾向?”)
これはちょっと……。

続きを読む


齋藤孝『発想名人』──発想法の本に非ず

#### どんな本?
齋藤孝氏の本は、一時期ハマって結構読みました。──まぁ、そろそろ*倦怠期*ぎみ。
そんな中、手に取ったこの本は、いわゆるビジネス実用書ではなく、エッセイ集です。
タイトルからすると[アイデア革命](http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/redirect?tag=asiamoth-mt-22%26link_code=xm2%26camp=2025%26creative=165953%26path=http://www.amazon.co.jp/gp/redirect.html%253fASIN=4478750076%2526tag=asiamoth-mt-22%2526lcode=xm2%2526cID=2025%2526ccmID=165953%2526location=/o/ASIN/4478750076%25253FSubscriptionId=08PWFCAAQ5TZJT30SKG2 “齋藤孝のアイデア革命”)のようですが、そのものずばりの「発想法」は出てきません。いくつかヒントになる文章は出てきますが。
そのため、斉藤氏の本で多く語られる、
* 情報を*三色*(赤青緑)で色分け(三色ボールペン)
* 一枚の紙を複数人で*共有*(マッピング・コミュニケーション)
* 何より*身体が基本*(英語を話す身体・呼吸法)
という*メソッド*は控えめで、多くの学生や芸能人との交流から生まれたエッセイで構成されています。
美輪明宏さんとの話が、特に面白かったです。あと、黒柳徹子さんはやっぱり「*誰にも止められない*」とか(笑)。

発想名人

発想名人

  • 齋藤 孝
  • 文藝春秋
  • 2003-08-08
  • ¥ 1,050
  • Book

続きを読む


ちょっと箸休め的リハビリエントリィ

たまには、自分語りなどを。更新が滞った時に書く、まぁ、リハビリのような記事と思ってください。
#### 最近、mixiばかり
今年の初めくらいから、mixi始めました。

(http://mixi.jp/show_friend.pl?id=2546105)
「mixiを始めた」といっても、86%くらいは日記を書いているくらい。積極的にコミュニティに参加したり、mixi内で友だちを見つけたり──といった方向は、どうもいまのところ興味が持てないようだ──と自己分析。始める前までは、自分を招待してくれた友だち向けのネタ、いわゆる内輪向けの内容を書くのかと思いきや、毎日独り言のような内容に。それもまた、面白い。
「実社会ではコミュニケーション下手なのに、ネットでは積極的に発言!」みたいな人がいるみたいですが、自分には理解できないですね。むしろ、うらやましい。自分は、リアル同様、ネットでもコミュニケーション下手 X(
mixiでも、コミュニティでの発言を「ほー」とか「ふむふむ」とか、口に出さずとも心の声を出して読んで、はい、終わり、という感じ。自分から何か発言するときは、よっぽど「言わずにはいられない」時くらい。

続きを読む