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『トランスフォーマー/リベンジ』は大迫力のオトナ向けアクション映画!

トランスフォーマー/リベンジ』 (Transformers: Revenge of the Fallen)

Bumblebee / Chevrolet Camaro
相棒は──いつまでも変わらない

アクションに圧倒される 150 分間でした!

2 時間半もの上映時間のうち、2 時間 15 分はアクションか変形なのでは──と思うくらい濃厚な時間です。ちょっと後半はグッタリしてきたので、今の季節は熱中症に気をつけて、休憩しながら見ると良いでしょう。


前作と同様にマイケル・ベイが監督しました。「カー・アクションと言えばベイ監督」といわれるほど有名です。今では「『トランスフォーマー』の監督」のほうが分かりやすいでしょうね。

主役もシャイア・ラブーフで変わっていません。第 1 作目や『イーグル・アイ』と同じく、本作品でも走りっぱなしです!

イーグル・アイ – 冷酷で非道な正義のヒステリー女 | 亜細亜ノ蛾


ひとりで楽しむか、あるいは仲の良い恋人・友だちと騒ぎながら観る映画ですね。知り合ったばかりで狙っている異性のコや、お茶の間で家族全員と観ると、「ん、んー(せき払い)」という気まずい空気が流れる。

そう、いろんな意味で「オトナ向けの作品」です。ハッキリ言えば、セクシィな場面や下ネタがバンバン出てくる。それに、兵士や市民がガンガン巻き添えになっていました。

「お子さま向けオモチャ映画」と思って子どもに見せるのは、あと 20 年間はガマンするべきです。子どもの手の届かない場所(黒柳徹子さんの頭とか?)に置いておきましょうね!

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『永遠のこどもたち』は名作映画! 母親の愛情と執念は無限大

永遠のこどもたち』 (El Orfanato)

The Nice Scarecrow 永遠に──笑顔でいて欲しい

脚本と演出が見事な映画です!

ベレン・ルエダが演じる母親が、子ども(ロジェール・プリンセプ)に向ける愛情を描いた作品で、幻想なのか現実なのか境界が あいまいな世界に観客である自分も引きずり込まれました。

──じつはホラー映画的な一面も あります。日本版の予告編映像を見て、「感動作と思ったのに恐かった!」という人が多かったらしい。本当にショッキングな場面は 1-2 か所なんですけどね。

『永遠のこどもたち』予告編 – YouTube

一方で DVD に収録されている海外版の予告は、ホラーな面ばかりを集めた映像でした。どちらにしても、この映画の良さが出せていないと思う。

よく『シックス・センス』と比較される作品です。なるほど、両方とも観ておくと「良い意味で だまされる」楽しみが味わえますよ!

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『アイアンマン 2』はヒロインのアクションが最高! 悪役も渋い迫力が見事!

アイアンマン 2』 (Iron Man 2)

Aviary tin man
戦う機械は──感情に充ち満ちている

アイアンマンの兵器と同じくらい格闘も すごかった

前作に引き続きジョン・ファヴローが監督しました。劇中では主人公に専属の運転手として登場し、(ムダに)アクションも こなしていますかなりウザい──もとい味のある演技ですねー。

主役も前作同様にロバート・ダウニー・Jr がビシッと決めています! ──が、1 作目を上回る子どもっぽい言動に、ファンでも あきれる──どころか母性本能が爆発しまくり!?

そして注目なのは、「Wikipedia の写真が怖い(2012/07/13 現在)」ことで有名なスカーレット・ヨハンソンが出演していることです! 後半は彼女が主人公と思えるくらいに──もといアクションが目立っていますよ!

スカーレット・ヨハンソン – Wikipedia

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『アイアンマン』は傑作アクション映画! 原作コミックとの違いにも注目!

アイアンマン』 (Iron Man)

Iron Legion
すべてを手中に収めるのは──まさに鉄人への道

バツグンに格好良くて面白いアクション映画です!

仲の良い友だちや恋人同士とワイワイ騒ぎながら楽しめる映画でした。3 種類のアイアンマン・スーツが格好良くてアクションも派手だし、「良い人・悪い人・もっと悪い人」がハッキリとしていて分かりやすい!

家族そろって お茶の間で観るのにも向いていますね。1 箇所だけ「わぁ~お(はぁと)」なセクシィな場面も出てきますが、「のうこうな らぶ・しーん」は皆無です。アレくらい一緒に観られなきゃ、逆に問題かも?


監督はジョン・ファヴローです。続編の『アイアンマン 2』や『カウボーイ & エイリアン』も監督していて、ノリに乗っている映画人ですね!

主役であるアイアンマンの「中の人」を演じるのは、ロバート・ダウニー・Jrです。新生シャーロック・ホームズも当り役だった彼は、見事に変わり者の天才役をこなしました!

『シャーロック・ホームズ』は最高傑作のアクション映画! | 亜細亜ノ蛾

すでにアイアンマン』シリーズは 3 部作まで作られることが決定しています。さらには、来月・2012/08/14 公開予定の『アベンジャーズ』にもアイアンマンが登場しますよ!

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『冷たい熱帯魚』はスゴ映画! 村田幸雄よりも恐ろしい邪悪な存在とは?

冷たい熱帯魚』 (COLDFISH)

A prince inside a shelter 透明な世界で──彼は笑う

極上の「居心地悪さ」を味わえる怪作です!

この映画を「ちょっと恐いらしい」程度の知識で観られた自分は、じつに幸運でした。ものすごく驚いたし、感動できたからです。

みなさんも、よけいな印象を持たずに観てください!

たとえるならば、「ヒキガエルとコオロギが ぎっしりと詰まったキングサイズ・ベッド」で寝た時のような、この上ない悪夢が体験できますよ! (←余分な印象)


監督は映画版・『ヒミズ』や『愛のむきだし』で知られる園子温氏です。路上パフォーマンス集団「東京ガガガ」の主催者でもあり、詩人でもある。ネクタイを締めて定時に出社するタイプ──とは対極にいるような方ですね!

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『シャーロック・ホームズ』は最高傑作のアクション映画!

シャーロック・ホームズ』 (Sherlock Holmes)

It's Murder, Watson! 名探偵と名助手は──今後も謎を求める

すでに次回作のシャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム』が DVD/Blu-ray 化されますが、ようやく 1 作目の『シャーロック・ホームズ』を観ました! 最高に楽しかったです!

ガイ・リッチー監督と主演のロバート・ダウニー・Jr が作り上げた「新しいシャーロック・ホームズ」に まず注目しましょう! 本作品のホームズは「鹿撃ち帽」なんて かぶっていないし、気取り屋さんでも ありません。

ヴァイオリンと冒険が大好きで、ボクシングも強くて活動的なシャーロック・ホームズは、じつは原作に近かったりする。シャーロキアンも納得のホームズ像なのでは?

シャーロック・ホームズ – Wikipedia

さらにジュード・ロウの演じるジョン・ワトソンが斬新でした! 「ワトソン役」と言えば助手役──というよりは、日本では「『水戸黄門』の うっかり八兵衛的な存在」ですよね。

ところが今回のワトソンは、「女性は君の領分だ」(『第二の汚点』)とホームズに言われるのも当然な美男子です! ──まぁ、この映画でワトソンともっとも「お熱い関係」だったのは、ホームズですけどもォ……

ジュード・ロウ出演: クローサー – 涙とともに味わわなければ、恋の味は分からない | 亜細亜ノ蛾

推理はホームズとワトソンにまかせて、古き良きロンドンの街並み派手なアクションに専念できる映画です! 友だちや恋人・家族とワイワイと観るのにピッタリで、「あまり気まずくならない程度の お色気」も好印象でした!

シャーロック・ホームズ (2009年の映画) – Wikipedia

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『アンノウン』は傑作映画! ヒロインが美しくアクションも謎解きも楽しめる!

アンノウン』 (Unknown)

Film Set 彼らの人生も──未知に満ちている

文句なしにオススメできる傑作です!

主演はリーアム・ニーソン で、植物学者という設定です。事故のせいで だんだんと自分の正体が分からなくなり、何度も鏡を観る姿は、科学者役の『ダークマン』を思わせてニヤリとしました。

名作映画の『96時間』とは違って、今回のニーソンは「カタギの人間」です。それなのに、なぜか派手な車の逃走劇を見せたり、身のこなしが華麗だったりする。「これは配役ミスなんじゃないの?」とツッコミながら観てくださいね!


ヒロインは 2 人いて、どちらも美しい!

主人公をうっかりと交通事故に巻き込んだ(てへぺろ☆)上に、黙って逃げてしまうドジっ子(?)タクシー運転手は、ダイアン・クルーガーがキュートに演じています。彼女のツンデレぶりに ご期待ください!

セレブなドレス姿の似合うジャニュアリー・ジョーンズは、主人公の奥さまを演じています。夫が行方不明になったのに彼女は警察へ届けも出さずに、なんと 4 日の間に「別の夫」と一緒になっていました!

これは NTR(寝取られ)作品だったのか……!?


見どころ満載で たっぷりと楽しめる素晴らしい映画です! 友だち同士でワイワイ観たり、恋人と 2 人きりで まったり鑑賞に向いた作品ですね。

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『ぼくのエリ』は美少年の切ない恋と映像美を味わえる映画!

ぼくのエリ 200 歳の少女』 (Let the Right One In)

Rubik
不揃いのままで──生きられたら

ずばり、主演のカーレ・ヘーデブラントの美しさを楽しむ映画です! パッケージの上段にいる金髪の子がカーレくんで、ずっと この子が「エリ」かと思っていました。

「Google イメージ検索」でカーレくんを調べてみると、なんとなく──将来はマコーレー・カルキンエドワード・ファーロングみたいに なりそうな気配が見え隠れします。しかし、われわれは現在に生きている。いまを味わおうでは ありませんか!

カーレくんの役名は「オスカー」で、しかも自分で 256 回くらい「女の子じゃない」と言う子を好きに なります。──完全に萩尾望都先生の『トーマの心臓』じゃないですか! 「ぼくのユーリ」じゃないことが不思議ですねー。


すっかり「オスカーに食われた」(二重の意味で皮肉)感のあるエリですが、エリ役のリーナ・レアンデションは「濡れた場面」でキラキラ光る女優さんでした。

オスカーとエリとの関係を中心に描き、美しい背景を抽象的に重ねる映像を味わえます。そして、それだけでも満足できる映画でしたね。つまり、物語としては……。


あと、この映画には美少年・オスカーの裸が何度も出てきたり、見た目は年齢 12 歳の少女であるエリが着替え中で裸の場面が映ります。だからと言って、これからアナタが映画を観る理由は尋ねませんので、ご安心くださいね!(にっこり)

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『ソーシャル・ネットワーク』はテンポの良い会話劇が素晴らしい名作!

ソーシャル・ネットワーク (The Social Network)

I Like Facebook 「いいね!」──と言われる人生を

ひとことで言えば、「くだらないことに情熱を燃やす人々のドラマ」です。

──素晴らしい! とるに足らないことでも命を懸けられる生物は、豊かな人間しかいません。つまりは、人生の豊かさを描いた映画でした。

Facebook の立ち上げから急成長を描いたドラマで、関わった中心人物が実名で登場します。この点だけでも興味深いですが、あくまでも創作として描かれていることを お忘れなく!

──まぁ、毎日のように Facebook をチェックしている人も、創業者なんて気にしていないだろうけど……(「Facebook で新ビジネスを!」とガツガツした人以外は)。

監督はデヴィッド・フィンチャーで、自分が一番好きな映画監督です! 『ドラゴン・タトゥーの女』の大ヒットでファンを増やしましたね。

デヴィッド・フィンチャー – Wikipedia

いまから書く感想は「作品のなかの話」について語ります。この点はバクマン。』の感想記事と同じですね。

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『ゾンビランド』はゾンビ映画としてもコメディとしても楽しめる傑作!

ゾンビランド (Zombieland)

Swirls and twirls 世界の終わりにも──遊んでいたい

最高に面白いゾンビ・コメディ映画です!

ホラー作品のなかでは「ゾンビ映画」が特別な地位を占めていて、そこには無数の「お約束」が存在する。ところが『ゾンビランド』では、ほぼ丸ごと約束事を打ち壊して、「ゾンビランド的」としか言いようのない作風を生み出しました!

ホラーに付きものの「お色気」(ポロリ)が ほぼ皆無で、代わりに「人情話」(ホロリ)で泣かせてくる点も興味深い。これならスパゲッティ・ミートソースでも食べながら お茶の間で見られますねー。

──あ、スプラッタ要素はキッチリ出てきます!

ルール 33、監督は新米でも良し

監督はルーベン・フライシャーで、なんと本作品が長編のデビュー作とのこと。それにしては、非常にマニアックな内容さりげなく忍ばせる見事さを感じました。

ルーベン・フライシャー – Wikipedia

主人公はジェシー・アイゼンバーグが演じていて、彼の主演作である『ソーシャル・ネットワーク』のザッカーバーグ役とは似て非なる演技で楽しませてくれます。

おもしろいことに、『ゾンビ』が 2009 年・『ソーシャル』が 2010 年の作品なのに、ゾンビランド』のなかで『ソーシャル・ネットワーク』を思わせるネタが入っていました。たんなる偶然でしょうが、それだけに笑えます。

ジェシー・アイゼンバーグ – Wikipedia

もうひとりの主役はウディ・ハレルソンが無骨に演じています。一生忘れられない思い出の映画・『ナチュラル・ボーン・キラーズ』のミッキー役と同様に似合っていました。彼自身も、生まれから育ちまで、なんだか お騒がせの人生を送っているようです。

ウディ・ハレルソン – Wikipedia

予告編の映像でも観ながら、ダラリと感想を語ります!

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