2008 年 7 月に書いた記事の まとめ

先月のまとめ記事

毎月 1 日は、先月の記事から(個人的に)面白かったものをまとめて紹介しています。

それにしても、あっという間に 8 月ですよ!

8 月といえば、asiamoth こと自分の誕生日があります。生まれてこの方、誕生日に良い思い出がないので、今年もたんたんと過ぎるのを祈るばかりです(今週の『BLEACH』で「死神が何に祈るのか?」のくだりは面白かった)。

それでは、先月の記事からいくつか、気に入っているものを紹介します。

あと、「先月 売れたもの」というコーナは、「asiamoth 的に、まだ、その域に達していないと判断した」ため、やめました。よく考えたら、下品だし。

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『φは壊れたね』 森博嗣 – ミステリィのリアリティとは

『φは壊れたね』

G シリーズの一作目、『φは壊れたね』(ファイ──)は、西之園萌絵(にしのその もえ)と大学院生たちが密室殺人の謎に挑むミステリィ。

Gシリーズ (小説) – Wikipedia

自室で宙吊り状態になって死んでいる芸大生。発見された当時、密室状態になっていた。過剰に装飾された部屋や、死体に付けられた羽、そして、おそらく犯行直後から室内を隠し撮っていたビデオとあわせ、まるで芸術作品のよう。犯人の意図は? そしてビデオテープに書かれていたタイトルの意味とは?

ファン(おもにオレ)待望の新シリーズ! 密室での殺人事件! 犀川と萌絵、国枝も登場 !!

──と、宣伝文句を派手に並べられる、いくらでも盛り上がれる要素があるのに、読後はもやもやする……。このもやもやは何だろう……?

それはなにかと尋ねたら? ベンベン♪(このネタ、何割くらいに伝わるんだろう?)

Vシリーズ」のコンセプト、シンプル・シャープ・スパイシィから、スパイシィを外した状態。──つまり、ボリューム感がないのです。ほかの作品と同じくらいの文字数なのに、短編を読んだような感じ。

旧作のキャラが登場するところも、逆に「シリーズ外の短編を読んだ」ように思えてしまう……。

それではこの作品は失敗作? ということはなく、面白かったので、すぐに自作の『θは遊んでくれたよ (講談社文庫 も 28-35)』も買いました。

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『アイシールド21』の村田雄介先生、「作画屋」を自称

『ヘタッピマンガ研究所R』

今週のジャンプ(週刊少年ジャンプ 2008 年 35 号)の『ヘタッピマンガ研究所R』に、ビックリするようなことが書いてありました。

ref.: ヘタッピマンガ研究所R – Wikipedia

同誌に『アイシールド21』を作画として連載中の村田雄介が、漫画家を目指す村田の担当編集者・斉藤にマンガの基礎を教える、という内容なのですが、表情が豊かなキャラを描くコツを聞かれて、村田先生はこう答えるのです。

キャラ作りからの話になっちゃいますからねェ そこ行くと僕 わかんないもんで 作画屋だし

そーゆー根本的なとこは また別の機会に 誰か別の先生に解説していただくとして……(「複雑な表情」で)

『週刊少年ジャンプ』 2008 年 35 号 p.448

これは──潔い!

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foobar2000 でヘッドホンの頭内定位(脳内で鳴る)を解消

頭内定位(脳内定位)

「頭の中で音が鳴っている」

──いや、時節柄、「すわ怪談か」と思われたかもしれませんが……。

ヘッドホンやイヤホンで音楽を聴くときの話です。頭の中で音がする、ように聞こえませんか?

これは、「頭内定位」とか「脳内定位」と呼ばれる現象ですね。スピーカと違って、ヘッドホンは耳との距離が近すぎる、というのが原因です。

頭内定位を解消するためのヘッドホンやアンプもあるようですが──、わざわざお金を出さずに、いまある環境でなんとかしたい!

今回は、Windows 用の音楽プレイヤ・foobar2000 で頭内定位を解消するプラグインを、いくつか紹介します。

foobar2000 とは? – foobar2000 Wiki

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考える・思うよりも、行動のほうが大事──なのか?

はてダって「○○しました」ってエントリーは本当に少ない

増田は、ときどき考えさせされる記事があって面白い。

たとえば下の記事。

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はてダって「○○しました」ってエントリーは本当に少ない。 その代わりに「俺は○○だと思う」とか「それは○○であるべきだ」とか「みんなで○○しよう」とか 未実行ステータス、悪く言えば口だけのエントリが多い。

はてダって「○○しました」ってエントリーは本当に少ない。

はてなーさんたちの、ブクマでの反撃がニヤニヤ。

はてなブックマーク – はてダって「○○しました」ってエントリーは本当に少ない。

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森博嗣先生の「集中しない」小説の書き方をブログに応用

森博嗣さんの仕事術

森博嗣さんが、ご自身のブログ「MORI LOG ACADEMY」で仕事の進め方について書かれています。

title="MORI LOG ACADEMY: 人を信頼していない">

僕は小説の執筆は、たいてい連続してできるのは10分程度で、その仕事場から離れて、すぐにほかのことを始める。(……)人から見たら、本当に落ち着きのない人間に見えるだろう。念のために書いておくけれど、ほかの作業をしている間に、小説のことは一切考えない。これはどんな作業も同じ。そうでなければ、切り換える意味がない。

MORI LOG ACADEMY: 人を信頼していない

同じことが、数日前にも書いてありました。

title="MORI LOG ACADEMY: 集中したくない">

僕は、沢山のことを少しずつ進める。まえにも書いたと思う。20種類のことを毎日20分ずつそれぞれ進めたい。そういう時間配分をしている。(……)1日で終わる仕事量を、2週間くらいかけてのんびり進めるようにしている。その方が僕には合っているし、丁寧な仕事ができるからだ。本当のことをいうと、この方法でなんとかこの社会のペースに合わせて生きてきた。

MORI LOG ACADEMY: 集中したくない

森博嗣ファンやモリログ読者にはおなじみの話題ですが、こうしてまとめて書いてあると紹介しやすくて、助かります。

(余談だけど、モリログの閲覧しにくさ、過去ログの探しにくさは何とかならないのかなぁ……。アーカイブから個別ページへ飛べない、とか。ここを見て「森先生が使っているから Movable Type をがんばってインストールしました!」という読者っているのか、同じ MT 使いとしては心配)

この、森先生の仕事術をブログ書きにも応用できないか、考えてみました。

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「はぐれメタル が あらわれた!」の新作ドラクエマンガ

みんな大好きドラクエ

NintendoDS で『ドラゴンクエスト V』が出ましたね! みんな、元気に航海してるかな !?

痛いニュース(ノ∀`):DS版「ドラクエ5」、マジコンでプレイすると船が港にたどり着けないトラップ

──という話とはまったく関係がない、ドラクエのマンガ(?)を紹介します。

はぐれメタル が あらわれた!

この作風、知っている人も多いかもしれませんね。スライム族の気高き勇者(たぶん)、「はぐりん」が主人公の物語です。

はぐれメタル が あらわれた!:ハムスター速報 2ろぐ

1 枚目から「いや、それバブルs(ry」と突っ込みたくなりますが、その後もシュールな展開が続きます。

──どこかで見たな、と思ったら、過去に同じ作者の作品が 2 つもありました。

今のところ正体不明の作者さんですが、ご自身のサイトやブログを持っているのでしょうか? ほかの作品も見てみたい!

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「ぐぬぬ画像ください」スレの立て方に疑問(でも好き)

ぐぬぬ画像

個人的にツボったスレ(のまとめ)を紹介。

ネタなべ。(・ω・ノ)ノ ぐぬぬ画像ください

「ぐぬぬ画像」とは何なのか? それは、元のスレや「にゅーあきばどっとこむ」の紹介ページを見れば、すぐに分かるでしょう。

「苺ましまろ」のアナ・コッポラの画像をベースに、いろんなキャラクターに改変した画像、とのことです。

いろんなキャラの「ぐぬぬ画像」を見られるスレ&動画 :にゅーあきばどっとこむ

この、ほんの少しの変更(コラ)で多数のキャラクタを表現している面白さや、メジャからマイナまで幅広くフォローしているところ、そしてなにより、かわいらしいイラストが多数が見られるのがよいですね。

絶望ガールズ

自分のお気に入りは、やっぱり「絶望ガールズ(先生と男子も)」の「ぐぬぬ」です。

あと、>>219 に出てくる「玄人志向」のサングラス男まであるのがワロタ www

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「生活・自分の変化」をブログ記事に書くには?

生活の変化を書く

昨日のこの記事、じつは、元の記事をわざと誤読して書きました。

iPhone などのガジェットで生活は変わるのか? : 亜細亜ノ蛾

id:kanose さんの記事では、「生活がどう変化したかを語って(書いて)欲しい」という部分が要点なんですよね。iPhone がどうのこうの、は二の次なんですよ(──それこそが誤読?)。

iPhoneの良さを語るのなら、自分の生活がどう変化したかを語って欲しい – ARTIFACT@ハテナ系

長年ブログを書いていると、ウェブ上の評判や仕様を分析したり、安易に関連記事へのリンクを張って満足したり、あるいは関係ない「自分語り」に終始したり──、となりがち。逆にブログを書き慣れていない人は、「これはすごい」「面白かった」「★★★★☆」とか。

そうではなくて、「それと出会ったことで自分がどう変化したか」を書く。それにはどうしたらいいか、考えてみました。

──考えてみましたが、うまく結論が出ませんでした。おまけに長文。それなりに「拾える」ポイントをいくつか書いたつもりなので、よろしければどうぞ。

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iPhone などのガジェットで生活は変わるのか?

iPhone と生活の変化

ここ最近読んだブログ記事の中で、とくに心に残ったのが id:kanose さんのこの記事です。

iPhoneの良さを語るのなら、自分の生活がどう変化したかを語って欲しい – ARTIFACT@ハテナ系

iPhone関連の情報を大量にチェックしているのにもかかわらず、実際に使った人の感想で面白いと思ったものが意外と少ない、とのこと。

それはなぜかというと──。

title="iPhoneの良さを語るのなら、自分の生活がどう変化したかを語って欲しい - ARTIFACT@ハテナ系">

PCのサイトがどこでも見られるというのが売りだというのは当然わかっているんだけど、そういった機能などによって、具体的に自分の生活がどう便利になったかというのをうまく伝えてくれる記事がないのだ。(……)

どのような生活のシーンでPCのサイトを見ると便利なのかが想像できないから、iPhoneっているの?という疑問が出てきやすいのだろう。

iPhoneの良さを語るのなら、自分の生活がどう変化したかを語って欲しい – ARTIFACT@ハテナ系

そう、自分も、iPhone があると生活がどう変わるか、というのが知りたいところなんですよね。

──まぁ、ウェブ上ではさりげなく「アンチ・Apple」キャラなので、買いませんが。買いません──が、「iPhone を手に入れて、こんなにハッピィになりました!」みたいな記事を読んで、「ちくしょー!(うらやましい)」と叫びたい。あまのじゃくなアンチとしては。

でも、どうも iPhone の「ここが残念」な話ばかりを目にするので、まったく欲しくならないんですよ。買いませんが(しつこい)。

それとも、iPhone でウハウハ(古)人生を送っている人は、ブログなんて書いている暇がない、ということなのか──?

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