名作のタイトルに一文字足すとよく分からなくなる
すっかり「全手動・犯罪歴告白機」→「全自動・人生終了機」と化している(?) Twitter で、おもしろいハッシュタグ(グループ)が流行しています!
「読んで字のごとく」なネタをお楽しみください。
個人的に好きな作品
上に載っていない中では、下の 2 つも面白かった。
個人的なベスト・スリー(順不同)は こちらです!
「老人と海苔」も すごいですね。「日本語の ずるさ」を感じました。この手のネタでは、日本語が圧倒的に有利でしょうね。
好きな漫画の感想、便利なアプリ・おすすめ商品の紹介
おもしろ情報が満載のサイト・GIGAZINE(ギガジン)に、コーヒーの話題が取り上げられていました。コーヒー党の自分としては、見逃せません!
コーヒーを自宅でいれる時に陥りがちな7つの落とし穴 – GIGAZINE
──と期待を込めてワクワクテカテカしながら(本当は無表情で)読んでみると、「あれれー?」と言いたくなるような(本当は無言)結果でした。
まず、チェックポイントを 7 つに絞ったのは覚えやすいマジカル・ナンバからだと思うけれど、一つ一つが面倒くさい。そもそも人間は、1 つの誓いすらまともに守れない生き物です。
──ね?
上の項目をすべて守るよりも先に、「水出しコーヒー」を おすすめします。いつもの豆で今まで以上の味が気軽に楽しめますよ!
『美味しんぼ』原作者に学ぶ、美味しい水出しコーヒー : 亜細亜ノ蛾
それに、正解かどうか疑わしいチェック項目もありました。コーヒー豆を室温で保存するように紹介していますが、その理由が的外れなのです。どういうことか と言うと──。
母の日は 5 月の第 2 日曜日──ということで、ことしは 2011 年 5 月 8 日(日曜日)です。プレゼントでも言葉でも良いから、日ごろの感謝を形にして伝えましょう。親と離れて暮らしている人は、電話一本でも かけると喜ばれますよ。
プレゼントをする場合は、何を贈るか悩みますよね。そんな時には、いま流行している贈り物を検索して調べるのも良いですが、自分のお勧めは──、
何をもらうと喜ぶのか、母親に直接聞く。
というのも、こんなエピソードがあるからです──。
自分の母親は、健康のため、毎朝のように散歩に出かけていく。母は汗かきらしく、首からタオルをぶら下げて出かけ、帰ってくると すぐにシャワーを浴びる。
そこで、誕生日には高級な今治のタオルを贈りました。
それから何か月も経ちましたが、いまだに母親はそのタオルを使っていません。「あんたから もらったタオルなんて使えるか!」と嫌われている──わけでもなく、「ありがたすぎて、とても使えないよ」と照れているわけでもない。
では、なぜ贈ったタオルを使わないのでしょうか?
答えは、「まだタオルは たくさんあるから、すべて古くなったら、プレゼントのタオルを使う」でした。そう、「毎日使っている物」だから、当然のように予備がいくつもあったわけです。
贈り物自体は喜んではいるようだけれど、なんだか微妙に残念な気がする……。プレゼントを決める前に、ちょっと聞いておけば良かったかな。
さて、さりげなく各ショップへのリンク画像を張っておいたので、みなさんも母親に喜ばれる贈り物を上のリンクからお探しください。
部屋の明かりをすこし弱めて、読書をするのにピッタリな夜ですね。こんな夜には、物語が恋しくなります。
そう、人間の想像力こそが、人間を幸せにする。
村上春樹氏の小説を読むと、物語の力を思い知ります。とくに、短編小説が素晴らしい。短い枚数の中に、よくこんなにも奇跡を詰め込めるものだ──と感動します。
『カンガルー日和』もバツグンの切れ味でした。
本を開くと、中には 23 編もの素敵なストーリィが眠っています。さっと読めてしまうページ数なのに、ひとつひとつの話が 1 冊分の長編に化けそうなパワーを秘めている。事実、長編になったり映画になったり(!)しました。
楽しい比喩も満載です。エサをあさる父親カンガルーのことを、才能が枯れ尽きてしまった作曲家のような顔つき
と表現している。こんな言い回しは、ほかの誰にも思いつけません!
地震の被害に遭われた方のご無事をお祈りします。
早期の復旧が待ち望まれますが、そのためには経済的な支援が必要でしょう。各サイトで募金を集めています。自分にできる範囲で協力できると良いですね。
そのほかの募金情報は、下のページが良くまとまっています。
この本には「ゆる鉄」の魅力がタップリと詰まっています。鉄道写真にも電車にもあまり興味がなかった自分でも、本書を読んで車両たちに会いたくなりました。電車が吸い込んできた時代の空気を吸いたい。
そもそも、「ゆる鉄」とは何か?
──著者の中井精也さんが言うには、ローカル線に乗っているときに感じるような「ゆるい雰囲気」を写真として表現
したモノのことです。あくまでもこの「ふんいき」が大事なんですね。
じつは、「ゆる鉄」写真の主役は鉄道ではない。
では、どうすれば良いのか──は本書をご覧ください。
この本に触発されて、自分が撮影した中から「ゆる鉄」な写真をまとめました。また撮りに行こう!
寒い冬の日に、このソックスは最高です! 指先がシャーベットになっているんじゃないか──というくらいに冷え切っていた自分の足が、ぽっかぽかに暖まりました。
シルク製で指つきのソックスは、以前から愛用していました。蒸れて臭いやすい足の指と指との間も、5 本指の靴下をはけば、ニオイをかなり解消できます。しかも絹なら最上級ですね!
ところが──、すべて絹で作られた靴下は、耐久性が低いのです。普通のコットン製ソックスと比べて、長くても 3 分の 1 くらいの期間しかはけません。すぐに穴が空いてしまう。
上で紹介したソックスは、シルクとコットンで生地が二重の構造になっています。内側はシルクの吸水性・放湿性を生かし、外側のコットンで保護する。理想的な作りですね。
そのほか、以下の特長があります:
同じ特徴を持った先丸(指なし)のソックスもあるので、合わせてどうぞ! 重ね履きにもピッタリです。
まさか川端康成の名作を紹介する日が来るとは、昔の自分には想像ができませんでした。文学の世界なんて、興味はなかったのです。読んだとしても、探偵小説(ミステリィ)か、好きな映画を小説化した本くらいでした。
そういう人にこそ、この『伊豆の踊子』はピッタリです。なぜなら、川端康成の作品の中でも、この短編は非情に読みやすい。
ただし、現代の日本と比べると、『踊子』で描かれる世界──昔の日本(1910 年代くらい?)は、まるで異世界です。
まず、私は二十歳、高等学校の制帽をかぶり
──と最初に主人公が自己紹介をした時点で、つまずく。「ハタチで高校生──留年?」と思ってしまう。そのほか、「当時の日本」を知らなければ、疑問に思うことが多いです。
そもそも、「おどりこ」って──、何?
ということで、この短編小説は、ファンタジィと思って読みましょう! 分からないところは、自由に想像して補えばいい。
日本人として生まれたからには、川端康成が描く美しい日本語の世界を、一度は体験して欲しいですね。
自分は、上の新潮文庫版で読みました。いまなら、荒木飛呂彦氏が表紙を描いた版もありますよ!
以前に紹介した「パックスナチュロン」のシリーズで、全身を洗ってうるおいも与えていました。さっぱりとした使い心地は、いまでも大好きです。
パックスナチュロン – 素肌が喜ぶ、現代の石けんとクリーム : 亜細亜ノ蛾
あの記事を書いたあと、「パックスナチュロン オイル」も使い始めました。春から夏の間は、これ一本で全身がしっとりします。ひまわりオイル 100% という天然の成分もうれしいところですね。
ところが──、寒い季節・乾燥の時期に入ると、さすがのパックスナチュロンでも物足りなくなってくる。自分くらいの乾燥肌(油断すると顔が粉をふく)には、ひまわりの力では追いつかないのでしょうか。何度も何度もオイルを塗っていました。
そこで試してみたのが、「ソンバーユ」です。これは大当たりでした! いまでは、髪の毛や頭皮を含めた全身を「ソンバーユ石鹸」で洗い、「ソンバーユ 液」をすり込んでいます。
一般的には、クリーム状──というかバターやラード状の「ソンバーユ 無香料」(ビン入り)が有名でしょう。自分のお勧めは、液状の「ソンバーユ 液」です! 容器がスポイト状になっていて、必要な量が出しやすい。
ここから先は、自分なりの使い方と、使用した実感を紹介します。
──いちおう書いておくと、これは「個人的な乾燥」もとい「個人的な感想」であり、みなさんの肌に合うかどうかは、「まずは使ってみてください」としか言えません。ダメだったら、メーカへ問い合わせてくださいね!
つい先日のこと──。バーテンダをやっている女友だちに、こんな質問をしました。
「バーテンダは、カクテルを作る時に味見をするの?」
すると友人は、こう答えました。
「わたしは、必ずテイスティング(味見)をする。たとえ熟練したバーテンダでも、いつも 100% のカクテルを作るのはむずかしいし、わたしの技量はまだまだだから」
語られた内容とは逆に、彼女の口調と表情から、プロの意識と自信が感じられます。いい話を聞けて、すがすがしい気持ちになりました。
──自信に充ち満ちた、彼女の重い言葉。
──その上にフロートする、「むしょく」透明な自分。
両者は混ざり合わないことによって、初めてカクテルが完成する(いやいや、働けよ)。
参考: カクテル #カクテルの作成技法 – Wikipedia
上の質問をしたきっかけは、バーテンダの彼女に貸してもらった『バーテンダー』です。このマンガは大好きで、過去に感想を 2 つも書きました。
『バーテンダー』の主人公である佐々倉溜(ささくら りゅう)は、カクテルの作成中にテイスティングをしません(修業時代は別)。彼の作るカクテルの味は「神のグラス」と呼ばれている
──という佐々倉のことだから、長年のカンだけで完全に味が把握できるのでしょうか?
とはいえ、ほかの人物も同様に味をみない。だから、現実世界でも同じなのかな──と思ったのです。
自分の知らない世界が友人の口から語られるのは、本当に面白い。インターネットなどで知る情報よりも、自分の血肉になっていく。
ここから先は話の範囲を広げて、カクテルだけではなく料理全般を描いたマンガでの味見について、思うままに書いていきます。